ペニシラミンカプセル
英語:penicillamine
メタルカプターゼカプセル100mg / 38.7円
100mg1カプセル
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無顆粒球症等の重篤な血液障害等が起こることがあるので,使用上の注意に特に留意する〔[11.1.1参照]〕
<効能共通>【2.1】金剤が投与されている者〔[10.1参照]〕 <関節リウマチ>【2.2】血液障害及び骨髄機能の低下している者〔再生不良性貧血等の重篤な血液障害を起こすおそれ〕【2.3】腎機能障害〔[9.2.1参照]〕【2.4】SLE〔SLEの症状を悪化させるおそれ〕【2.5】成長期の小児で結合組織の代謝障害〔[9.7.1参照]〕【2.6】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5.1参照]〕
【10.1】金チオリンゴ酸ナトリウム<シオゾール>,オーラノフィン〔[2.1参照]〕〔重篤な血液障害が発現するおそれ/機序不明〕
関節リウマチ,ウイルソン病(肝レンズ核変性症),鉛・水銀・銅の中毒。
関節リウマチ消炎鎮痛剤等で効果不十分な場合に使用。1回100mg,1日1~3回食間空腹時経口投与。年齢・症状・体重・忍容性・本剤に対する反応等により適宜増減。一般的には初期量を1日100mgとし,増量時は4週間以上の間隔をおいて100mgずつ漸増。維持量は効果が得られる最低量に調節。1日300mgで効果不十分な場合,1日600mgまで増量可。効果発現後は減量し,有効最少量で維持。ウイルソン病1日1,000mg,食前空腹時,1~数回分割経口投与。年齢・症状・忍容性・本剤に対する反応等により1日600~1,400mgの範囲で増減。連日投与,間歇投与,漸増投与法など各症例ごとに用法・用量を決定。中毒1日成人1,000mg,小児20~30mg/kg,食前空腹時,数回分割経口投与。年齢・症状・忍容性・本剤に対する反応等により,成人1日600~1,400mgの範囲で増減。連日投与,間歇投与,漸増投与法など各症例ごとに用法・用量を決定。小児は適宜増減するが,1日1,000mgまで。
【11.1.1】白血球減少症(0.8%),無顆粒球症,顆粒球減少症(0.1%未満),好酸球増多症(0.1%未満),血小板減少症(1.1%),再生不良性貧血(0.1%未満),貧血(低色素性貧血,溶血性貧血等)(0.6%),汎血球減少症(0.1%未満),血栓性血小板減少性紫斑病(モスコビッチ症候群),ネフローゼ症候群(膜性腎症等)(0.1%未満)〔[1.,2.2,2.3,8.3,8.3.1,8.3.2,9.1.1-9.1.3,9.2.1,9.2.2,9.8,10.1参照]〕【11.1.2】肺胞炎,間質性肺炎・PIE(好酸球性肺浸潤)症候群,閉塞性細気管支炎〔症状が現れた場合には投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.3】グッドパスチュア症候群〔尿所見の異常と喀血やX線での肺浸潤が関連して認められた場合には直ちに投与中止〕【11.1.4】味覚脱失(0.4%),視神経炎【11.1.5】SLE様症状(0.1%未満),天疱瘡様症状(0.3%),重症筋無力症(0.1%未満)〔[2.4,9.1.4参照]〕【11.1.6】神経炎(0.1%未満),ギランバレー症候群を含む多発性神経炎【11.1.7】多発性筋炎(0.1%未満),筋不全麻痺【11.1.8】血栓性静脈炎,アレルギー性血管炎,多発性血管炎〔血栓性静脈炎,アレルギー性血管炎(白血球破砕性血管炎等),肺・腎臓等に多様な臓器障害を引き起こし,血清学的に抗好中球細胞質抗体(MPO-ANCA)陽性であることを特徴とする多発性血管炎等が発現。直ちに投与中止〕【11.1.9】胆汁うっ滞性肝炎〔関節リウマチ患者で胆汁うっ滞性肝炎が報告。[8.3参照]〕
なし