アモキサン
AMOXAN
剤型一覧
- アモキサンカプセル10mg
- アモキサンカプセル25mg
- アモキサンカプセル50mg
- アモキサン細粒10%
製造販売元
一般的名称
アモキサピンカプセル
英語：amoxapine
販売名 / 薬価
アモキサンカプセル10mg / 5.9円
規格単位(薬価が適用される単位)
10mg1カプセル
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禁忌
【2.1】閉塞隅角緑内障〔抗コリン作用により眼圧が上昇し,症状を悪化させるおそれ〕【2.2】三環系抗うつ剤に過敏症【2.3】心筋梗塞の回復初期〔循環器系に影響を及ぼすことがあるので,心筋梗塞を増悪させるおそれ〕【2.4】モノアミン酸化酵素阻害剤を投与中又は投与中止後2週間以内〔発汗,不穏,全身痙攣,異常高熱,昏睡等が現れるおそれ。[10.1参照]〕
併用禁忌
【10.1】モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤(セレギリン塩酸塩<エフピー>,ラサギリンメシル酸塩<アジレクト>,サフィナミドメシル酸塩<エクフィナ>)〔[2.4参照]〕〔発汗,不穏,全身痙攣,異常高熱,昏睡等の症状が現れるおそれ。なお,MAO阻害剤の投与を受けた者に本剤を投与する場合には,少なくとも2週間の間隔をおき,また本剤からモノアミン酸化酵素阻害剤に切り替えるときには,2～3日間の間隔をおくことが望ましい/詳細は不明であるが,相加・相乗作用によると考えられている〕
効能・効果
うつ病,うつ状態。
用法・用量
1日25～75mg,1～数回分割経口投与。効果不十分と判断される場合は1日150mg,症状が特に重篤な場合は1日300mgまで増量することもある。
重大な副作用・国内１
【11.1.1】悪性症候群(Syndrome malin)〔無動緘黙,強度の筋強剛,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗等が発現。それに引き続き発熱がみられる場合は投与中止。体冷却,水分補給等の全身管理を行う。本症発症時には,白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く,また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある〕【11.1.2】痙攣(0.32%),精神錯乱(0.16%),幻覚,せん妄【11.1.3】無顆粒球症〔無顆粒球症,白血球減少等の血液障害が発現。前駆症状として発熱,咽頭痛,インフルエンザ様症状等が現れる場合もある。[8.7参照]〕【11.1.4】麻痺性イレウス〔腸管麻痺(食欲不振,悪心,嘔吐,著しい便秘,腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)を来し,麻痺性イレウスに移行。腸管麻痺が現れた場合には投与中止。なお,この悪心,嘔吐は,本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意〕【11.1.5】遅発性ジスキネジア〔長期投与により,遅発性ジスキネジア(口周部等の不随意運動)が発現〕【11.1.6】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),急性汎発性発疹性膿疱症【11.1.7】肝機能障害,黄疸〔AST,ALT,γ-GTPの著しい上昇等を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕
投与期間制限
なし
医師の処方実感を読む（555）