ミアンセリン塩酸塩錠
英語:mianserin hydrochloride
テトラミド錠10mg / 10.1円
10mg1錠
外部サイトへ移動します
【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】MAO阻害剤を投与中あるいは投与中止後2週間以内〔[10.1参照]〕
【10.1】MAO阻害剤(セレギリン塩酸塩<エフピー>,ラサギリンメシル酸塩<アジレクト>,サフィナミドメシル酸塩<エクフィナ>)〔[2.2参照]〕〔発汗,不穏,全身痙攣,異常高熱,昏睡等の症状が現れるおそれ。MAO阻害剤の投与を受けた者に本剤を投与する場合には,少なくとも2週間の間隔をおき,また,本剤からMAO阻害剤に切り替えるときには,2~3日間の間隔をおくことが望ましい/機序は不明であるが,次のような説がある:1)中枢性アドレナリン受容体の感受性の増強2)神経外アミン総量のMAO阻害剤による増加及び本剤によるモノアミン作動性神経終末におけるアミン取り込み阻害3)MAO阻害剤(ヒドララジン型)による本剤の代謝酵素阻害作用〕
うつ病,うつ状態。
初期量1日30mg,60mgまで増量し,分割経口投与。1日1回夕食後又は就寝前に投与可。年齢・症状により適宜増減。
【11.1.1】Syndrome malin(悪性症候群)〔無動緘黙,強度の筋強剛,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗等が発現し,それに引き続き発熱がみられる場合は直ちに投与中止。体冷却,水分補給等の全身管理を行う。本症発症時には,白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く,また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお,高熱が持続し,意識障害,呼吸困難,循環虚脱,脱水症状,急性腎障害へと移行し,死亡した例が報告〕【11.1.2】無顆粒球症〔無顆粒球症(初期症状:発熱,咽頭痛,インフルエンザ様症状等)が発現。[8.7参照]〕【11.1.3】QT延長,心室頻拍(torsade de pointesを含む),心室細動〔[9.1.9参照]〕【11.1.4】肝機能障害,黄疸〔AST,ALT,γ-GTP,ALP,総ビリルビン等の著しい上昇を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.5】痙攣
なし