基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時9分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】重篤な肝障害〔[9.3.1参照]〕【2.3】妊婦・妊娠の可能性,授乳婦〔[9.5,9.6参照]〕【2.4】イトラコナゾール,ミコナゾール,ポサコナゾール,アタザナビル,サキナビルメシル酸塩,コビシスタットを含有する製剤を投与中〔[10.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】1)イトラコナゾール<イトリゾール>,ミコナゾール<フロリード>,ポサコナゾール<ノクサフィル>〔[2.4参照]〕〔急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症が現れやすい/これらの薬剤はCYP3A4を阻害し,本剤の代謝が抑制される〕2)アタザナビル<レイアタッツ>,サキナビルメシル酸塩<インビラーゼ>,コビシスタットを含有する製剤<スタリビルド,ゲンボイヤ,プレジコビックス,シムツーザ>〔[2.4参照]〕〔横紋筋融解症を含むミオパチー等の重篤な副作用が起きるおそれ/これらの薬剤はCYP3A4を阻害し,本剤の代謝が抑制される〕

効能・効果

高脂血症。家族性高コレステロール血症。

用法・用量

1日1回5mg,経口投与。年齢・症状により適宜増減。LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合,1日20mgまで増量可。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】横紋筋融解症,ミオパチー〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が発現。これに伴って急性腎障害等の重篤な腎障害が現れることがある。また,ミオパチーが現れることがあるので,広範な筋肉痛,筋肉圧痛や著明なCK上昇などに注意。[9.1.2,9.8参照]〕【11.1.2】免疫介在性壊死性ミオパチー〔近位筋脱力,CK高値,炎症を伴わない筋線維の壊死,抗HMG-CoA還元酵素(HMGCR)抗体陽性等を特徴とする免疫介在性壊死性ミオパチーが発現。投与中止後も持続する例が報告。なお,免疫抑制剤投与により改善がみられたとの報告例がある〕【11.1.3】肝炎,肝機能障害,黄疸〔まれに肝不全に至ることがある。[8.3参照]〕【11.1.4】末梢神経障害〔四肢の感覚鈍麻,しびれ感・冷感等の感覚障害,あるいは筋力低下等の末梢神経障害が発現〕【11.1.5】血小板減少(0.2%)〔[8.4参照]〕【11.1.6】過敏症候群〔ループス様症候群,血管炎等を含む過敏症候群が報告〕【11.1.7】間質性肺炎(0.07%)〔長期投与であっても,発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常等が認められた場合には投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.8】重症筋無力症〔重症筋無力症(眼筋型,全身型)が発症又は悪化。[9.1.3参照]〕

投与期間制限

なし

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