メバロチン
Mevalotin

効能・効果

高脂血症。家族性高コレステロール血症。

用法・用量

1日10mg,1～2回分割経口投与。年齢・症状により適宜増減。重症の場合1日20mgまで増量可。

重大な副作用・国内１

【11.1.1】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が現れ,これに伴って急性腎障害等の重篤な腎機能障害が発現〕【11.1.2】肝機能障害〔黄疸,著しいAST・ALTの上昇等を伴う肝機能障害が発現〕【11.1.3】血小板減少〔紫斑,皮下出血等を伴う重篤な症例も報告〕【11.1.4】間質性肺炎〔長期投与であっても,発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常等が認められた場合には投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.5】ミオパチー【11.1.6】免疫介在性壊死性ミオパチー〔近位筋脱力,CK高値,炎症を伴わない筋線維の壊死,抗HMG-CoA還元酵素(HMGCR)抗体陽性等を特徴とする免疫介在性壊死性ミオパチーが現れ,投与中止後も持続する例が報告。免疫抑制剤投与により改善がみられたとの報告例がある〕【11.1.7】末梢神経障害【11.1.8】過敏症状〔ループス様症候群,血管炎等の過敏症状が現れたとの報告〕【11.1.9】重症筋無力症〔重症筋無力症(眼筋型,全身型)が発症又は悪化。[9.1.5参照]〕

投与期間制限

なし