基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時10分

禁忌

<効能共通>【2.1】妊婦・妊娠の可能性〔[9.4,9.5参照]〕【2.2】授乳婦〔[9.6参照]〕【2.3】本剤(成分)に過敏症の既往歴 <生殖補助医療における調節卵巣刺激,多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発,原因不明不妊における排卵誘発>【2.4】活動性の血栓塞栓性疾患〔症状が悪化するおそれ。[9.1.1,11.1.5参照]〕

効能・効果

閉経後乳癌。生殖補助医療における調節卵巣刺激。多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発。原因不明不妊における排卵誘発。

用法・用量

閉経後乳癌成人1日1回2.5mg,経口投与。その他1日1回2.5mg,月経周期3日目から5日間経口投与。効果不十分な場合,次周期以降の1回量を5mgに増量可。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】血栓症,塞栓症〔肺塞栓症,脳梗塞,動脈血栓症,血栓性静脈炎,心筋梗塞が発現〕【11.1.2】心不全,狭心症【11.1.3】肝機能障害,黄疸〔AST,ALTの著しい上昇等を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.4】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),多形紅斑【11.1.5】卵巣過剰刺激症候群〔本剤を用いた不妊治療により,卵巣腫大,下腹部痛,下腹部緊迫感,腹水,胸水,呼吸困難を伴う卵巣過剰刺激症候群が発現。卵巣破裂,卵巣茎捻転,脳梗塞,肺塞栓を含む血栓塞栓症,肺水腫,腎不全等が認められることもある。本剤投与後に卵巣過剰刺激症候群が認められた場合には,重症度に応じて適切な処置を行う。重度の卵巣過剰刺激症候群が認められた場合には,入院させる。[2.4,8.6,8.7,9.1.1参照]〕

投与期間制限

なし

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