基本情報
最終更新日時:2024年10月3日14時56分

警告

B型慢性肝炎を合併している患者では,本剤の投与中止により,B型慢性肝炎が再燃するおそれがあるので,本剤の投与を中断する場合には十分注意する。特に非代償性の場合,重症化するおそれがあるので注意する〔[9.1.1参照]〕

禁忌

本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

HIV-1感染症。HIV-1感染症の曝露前予防。

効能・効果に関連する使用上の注意

HIV-1感染症の曝露前予防:検査によりHIV-1陰性であることを確認。

用法・用量

1日1回1錠,経口投与。HIV-1感染症の治療は必ず他の抗HIV薬と併用。

用法・用量に関連する使用上の注意

HIV-1感染症の治療:腎機能障害患者は次を目安とする/クレアチニンクリアランス30~49mL/分は2日間に1回1錠投与,30mL/分未満又は血液透析患者は本剤を投与しない。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】腎不全又は重度の腎機能障害(0.3%)〔腎機能不全,腎不全,急性腎障害,近位腎尿細管機能障害,ファンコニー症候群,急性腎尿細管壊死,腎性尿崩症又は腎炎等の重度の腎機能障害が発現。臨床検査値に異常が認められた場合には投与中止。特に腎機能障害の既往がある患者や腎毒性のある薬剤が投与されている患者では注意。[7.3,8.1,9.2.1,10.2,16.6.1参照]〕【11.1.2】膵炎(0.1%)〔血中アミラーゼ,リパーゼ,血中トリグリセリド等の検査値の上昇がみられた場合には投与中止〕【11.1.3】乳酸アシドーシス及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)〔乳酸アシドーシス又は肝細胞毒性が疑われる臨床症状又は検査値異常(アミノトランスフェラーゼの急激な上昇等)が認められた場合には投与を一時中止。特に肝疾患の危険因子を有する患者においては注意。本剤を含む核酸系逆転写酵素阻害薬の単独投与又はこれらの併用療法により,重篤な乳酸アシドーシス及び脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)が,女性に多く報告〕

投与期間制限

なし

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