リルピビリン塩酸塩錠
英語:rilpivirine hydrochloride
エジュラント錠25mg / 2,019.2円
25mg1錠
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【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】リファンピシン,カルバマゼピン,フェノバルビタール,フェニトイン,フェニトイン・フェノバルビタール,ホスフェニトイン,デキサメタゾン(全身投与)(単回投与を除く),セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品,プロトンポンプ阻害剤を投与中〔[10.1参照]〕
【10.1】1)リファンピシン<リファジン>〔[2.2,16.7参照]〕〔本剤の血中濃度が低下し,本剤の効果が減弱するおそれ/これらの薬剤のCYP3A誘導作用により,本剤の代謝が促進〕2)カルバマゼピン<テグレトール>,フェノバルビタール<フェノバール等>,フェニトイン<アレビアチン,ヒダントール>,フェニトイン・フェノバルビタール<ヒダントールD/E/F,複合アレビアチン>,ホスフェニトイン<ホストイン>〔[2.2参照]〕〔本剤の血中濃度が低下し,本剤の効果が減弱するおそれ/これらの薬剤のCYP3A誘導作用により,本剤の代謝が促進〕3)デキサメタゾン(全身投与。単回投与を除く)<デカドロン等>〔[2.2参照]〕〔本剤の血中濃度が低下し,本剤の効果が減弱するおそれ/これらの薬剤のCYP3A誘導作用により,本剤の代謝が促進〕4)セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品〔[2.2参照]〕〔本剤の血中濃度が低下し,本剤の効果が減弱するおそれ/これらの薬剤のCYP3A誘導作用により,本剤の代謝が促進〕5)プロトンポンプ阻害剤(オメプラゾール<オメプラール,オメプラゾン>,ランソプラゾール<タケプロン>,アスピリン・ランソプラゾール<タケルダ>,ラベプラゾール<パリエット>,エソメプラゾール<ネキシウム>,ボノプラザンフマル酸塩<タケキャブ>,アスピリン・ボノプラザンフマル酸塩<キャブピリン>)〔[2.2,16.7参照]〕〔本剤の血中濃度が低下し,本剤の効果が減弱するおそれ/胃内のpH上昇により,本剤の吸収が低下〕
HIV-1感染症。
【1】カボテグラビル経口剤以外の抗HIV薬併用時:抗HIV薬の治療経験がなく,HIV-1 RNA量100,000copies/mL以下の患者に使用。【2】カボテグラビル経口剤併用時:(1)ウイルス学的失敗の経験がなく,切り替え前6ヶ月間以上においてウイルス学的抑制(HIV-1 RNA量50copies/mL未満)が得られており,リルピビリン及びカボテグラビルに対する耐性関連変異を持たず,本剤への切り替えが適切であると判断される抗HIV薬既治療患者に使用。(2)本剤は次の場合に使用/長期作用型の薬剤であるリルピビリン注射剤の投与に先立ち経口導入として忍容性を確認する,リルピビリン注射剤を予定するスケジュール通りに投与できない場合の代替薬として使用する。
1日1回25mg,食事中又は食直後経口投与。必ず他の抗HIV薬と併用。
【1】リファブチンを併用する場合,1日1回50mgに増量。併用を中止した場合は1日1回25mgに減量。【2】カボテグラビル経口剤併用時:(1)リルピビリン注射剤及びカボテグラビル注射剤の併用療法の経口導入として用いる場合,本剤をカボテグラビル経口剤との併用により1ヶ月間(少なくとも28日間)を目安に経口投与し,忍容性を確認。(2)リルピビリン注射剤を投与予定日の7日後までに投与できない場合,本剤による代替投与が可能であるが,代替投与可能な期間は2ヶ月間までであることに留意する。
なし