基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時8分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕【2.3】イトラコナゾール,シクロスポリンを投与中〔[10.1,16.7.1,16.7.2参照]〕【2.4】アンジオテンシン変換酵素阻害剤又はアンジオテンシンII受容体拮抗剤を投与中の糖尿病(ただし,アンジオテンシン変換酵素阻害剤又はアンジオテンシンII受容体拮抗剤投与を含む他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の者を除く)〔[10.1参照]〕【2.5】サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物を投与中の糖尿病〔[10.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】1)イトラコナゾール<イトリゾール>〔[2.3,16.7.1参照]〕〔本剤の血中濃度が上昇するおそれ/本剤のP糖蛋白(Pgp)を介した排出が併用薬により抑制される〕2)シクロスポリン<サンディミュン,ネオーラル等>〔[2.3,16.7.2参照]〕〔本剤の血中濃度が上昇するおそれ/本剤のP糖蛋白(Pgp)を介した排出が併用薬により抑制される〕3)アンジオテンシン変換酵素阻害剤(カプトプリル<カプトリル>,エナラプリル<レニベース>,アラセプリル<セタプリル>,イミダプリル塩酸塩<タナトリル>,キナプリル塩酸塩<コナン>,シラザプリル水和物<シラザプリル>,テモカプリル塩酸塩<エースコール>,デラプリル塩酸塩<アデカット>,トランドラプリル<オドリック>,ベナゼプリル塩酸塩<チバセン>,ペリンドプリルエルブミン<コバシル>,リシノプリル水和物<ゼストリル,ロンゲス>等),アンジオテンシンII受容体拮抗剤(バルサルタン<ディオバン>,アジルサルタン<アジルバ>,オルメサルタン<オルメテック>,イルベサルタン<アバプロ,イルベタン>,カンデサルタン<ブロプレス>,テルミサルタン<ミカルディス>,ロサルタン<ニューロタン>等)(糖尿病に使用する場合。ただし,他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の者を除く)〔[2.4参照]〕〔非致死性脳卒中,腎機能障害,高カリウム血症及び低血圧のリスク増加のおそれ/レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される〕4)アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物<エンレスト>)(糖尿病に使用する場合)〔[2.4参照]〕〔非致死性脳卒中,腎機能障害,高カリウム血症及び低血圧のリスク増加がバルサルタンで報告/レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される〕

効能・効果

高血圧症。

用法・用量

1日1回150mg,経口投与。効果不十分な場合,300mgまで増量可。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】血管浮腫〔呼吸困難,嚥下困難及び顔面,口唇,咽頭,舌,四肢の腫脹等が症状として発現〕【11.1.2】アナフィラキシー〔アナフィラキシー(喘鳴,血管浮腫,蕁麻疹等)が発現〕【11.1.3】高カリウム血症(1%未満)〔重篤な高カリウム血症が発現。[9.1.3参照]〕【11.1.4】腎機能障害(1%未満)〔重篤な腎機能障害が発現。慢性腎不全が増悪した例も報告〕

投与期間制限

なし

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