基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時10分

禁忌

【2.1】重篤な腎障害〔[9.2.1参照]〕【2.2】骨軟化症〔骨軟化症が悪化するおそれ〕【2.3】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕【2.4】小児〔[9.7参照]〕【2.5】本剤に過敏症の既往歴

効能・効果

骨粗鬆症。次の状態における初期及び進行期の異所性骨化の抑制/脊髄損傷後,股関節形成術後。骨ページェット病。

用法・用量

吸収をよくするため,服薬前後2時間は食物の摂取を避ける。骨粗鬆症1日1回200mg,食間経口投与。投与期間2週間。再投与までの期間は10~12週間としてこれを1クールとして周期的間歇投与を行う。重症の場合(骨塩量の減少の程度が強い者,骨粗鬆症による安静時自発痛及び日常生活の運動時痛が非常に強い者)には1日1回400mgとして,前記投与クールを行う。以上,1日400mgまで。異所性骨化の抑制1日1回800~1,000mg,食間経口投与。骨ページェット病1日1回200mg,食間経口投与。1日1,000mgまで。いずれも,年齢・症状により適宜増減。

用法・用量に関連する使用上の注意

異所性骨化の抑制:通常用量使用の場合,投与期間は3ヶ月まで。骨ページェット病:投与期間は,通常用量使用の場合6ヶ月まで,200mg/日を超える使用の場合3ヶ月まで。再治療は少なくとも3ヶ月休薬期間をおく。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】消化性潰瘍〔異常(胃痛,嘔吐,吐血・下血等)が認められた場合には投与中止。[9.1.1参照]〕【11.1.2】肝機能障害,黄疸〔AST,ALT,γ-GTP,ALP,ビリルビンの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.3】汎血球減少,無顆粒球症【11.1.4】顎骨壊死・顎骨骨髄炎〔[8.1参照]〕【11.1.5】外耳道骨壊死〔[8.2参照]〕【11.1.6】大腿骨転子下,近位大腿骨骨幹部,近位尺骨骨幹部等の非定型骨折〔[8.3参照]〕

投与期間制限

なし

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