基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時10分

禁忌

【2.1】食道狭窄又はアカラシア(食道弛緩不能症)等の食道通過を遅延させる障害〔本剤の食道通過が遅延することにより,食道局所における副作用発現の危険性が高くなる〕【2.2】30分以上上体を起こしていることや立っていることのできない者〔[7.2参照]〕【2.3】本剤(成分)・他のビスホスホネート系薬剤に過敏症の既往歴【2.4】低カルシウム血症〔[8.4,11.1.4参照]〕

効能・効果

骨粗鬆症。

用法・用量

35mgを1週間に1回,朝起床時に水約180mLとともに経口投与。服用後30分は横にならず,飲食(水を除く)・他の薬剤の経口摂取も避ける。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】食道・口腔内障害〔食道障害[食道穿孔,食道狭窄,食道潰瘍,食道炎(0.3%),食道びらんが現れ,出血を伴う場合がある],口腔内潰瘍が発現。徴候又は症状(吐血,下血,貧血,嚥下困難,嚥下痛,胸骨下痛,胸やけ,口腔内異和感,口内痛の発現・悪化等)に注意。[8.1,8.2,9.1.1参照]〕【11.1.2】胃・十二指腸障害〔(出血性)胃・十二指腸潰瘍(0.3%),出血性胃炎(0.2%)が発現。徴候又は症状(吐血,下血,貧血,上腹部痛,心窩部痛,上腹部不快感の発現・悪化等)に注意。[8.2,9.1.1参照]〕【11.1.3】肝機能障害,黄疸〔AST,ALTの上昇を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.4】低カルシウム血症(0.09%)〔痙攣,テタニー,しびれ,失見当識,QT延長等を伴う低カルシウム血症が発現。カルシウム剤の点滴投与を考慮。[2.4,8.3,8.4,9.2.1参照]〕【11.1.5】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)【11.1.6】顎骨壊死・顎骨骨髄炎(0.03%)〔[8.5参照]〕【11.1.7】外耳道骨壊死〔[8.6参照]〕【11.1.8】大腿骨転子下,近位大腿骨骨幹部,近位尺骨骨幹部等の非定型骨折〔[8.7参照]〕

投与期間制限

なし

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