基本情報
最終更新日時:2024年10月3日14時43分

禁忌

【2.1】閉塞隅角緑内障〔[9.1.1参照]〕【2.2】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.3】重症筋無力症〔抗コリン作用のため,筋緊張の低下がみられ,症状を悪化させるおそれ〕【2.4】前立腺肥大等尿路に閉塞性疾患〔抗コリン作用のため,排尿筋の弛緩と膀胱括約筋の収縮がみられ,排尿障害を悪化させるおそれ〕

効能・効果

パーキンソン症候群。

用法・用量

1日3~6錠,3回分割食後経口投与。年齢・症状により適宜増減。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】悪性症候群〔他の抗パーキンソン剤(ビペリデン等)で,抗精神病薬,抗うつ剤及びドパミン作動系抗パーキンソン剤との併用において,他の抗パーキンソン剤(ビペリデン等)及び併用薬の減量又は中止により,発熱,無動緘黙,意識障害,強度の筋強剛,不随意運動,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗等が現れることが報告。体冷却,水分補給などの全身管理及び本剤の投与量をいったん元に戻した後慎重に漸減する等を行う。本症発症時には,白血球の増加や血清CKの上昇が現れることが多く,また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下が現れることがある。[9.1.6参照]〕

投与期間制限

なし

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