【2.1】閉塞隅角緑内障〔抗コリン作用により眼圧が上昇し,症状を悪化させるおそれ〕【2.2】本剤(成分)に過敏症【2.3】重症筋無力症〔本剤の抗コリン作用により症状が悪化するおそれ〕
特発性パーキンソニズム。その他のパーキンソニズム(脳炎後,動脈硬化性,中毒性)。向精神薬投与によるパーキンソニズム・ジスキネジア(遅発性を除く)・アカシジア。
初期量1回1mg,1日2回。その後漸増,1日3~6mgを分割経口投与。年齢・症状により適宜増減。
【11.1.1】悪性症候群〔抗精神病薬,抗うつ剤及びドパミン作動系抗パーキンソン剤との併用において,本剤及び併用薬の減量又は中止により,発熱,無動緘黙,意識障害,強度の筋強剛,不随意運動,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗等が発現。このような症状が現れた場合には,体冷却,水分補給等の全身管理及び本剤の投与量を一旦もとに戻した後慎重に漸減する。本症発症時には,白血球の増加や血清CKの上昇が現れることが多く,また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下が現れることがある。[9.1.8参照]〕【11.1.2】依存性〔[8.3参照]〕
なし