基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時8分

禁忌

【2.1】閉塞隅角緑内障〔眼圧上昇を起こし,緑内障が悪化するおそれ〕【2.2】本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

パーキンソン病,パーキンソン症候群。

用法・用量

レボドパ未服用患者レボドパ量として1回100~125mg(1錠),1日100~300mg(1~3錠)より始め,毎日又は隔日に100~125mgずつ増量し,最適投与量を定め維持量とする。症状により適宜増減。レボドパ既服用患者レボドパ単味製剤の服用後,少なくとも8時間の間隔をおいてから,レボドパ1日維持量の約1/5量に相当するレボドパ量を目安として初回量をきめ,1日3回分割経口投与。以後,症状により適宜増減して最適投与量を定め維持量とする。以上,標準維持量レボドパ量として1回200~250mg(2錠),1日3回。レボドパ量として1日1,500mgまで。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】悪性症候群〔急激な減量又は投与中止により,高熱,意識障害,高度の筋硬直,不随意運動,ショック状態等が発現。再投与後,漸減し,体冷却,水分補給等を行う〕【11.1.2】幻覚・妄想・精神錯乱(1.98%),抑うつ【11.1.3】溶血性貧血,血小板減少(0.1%未満)〔[8.6参照]〕【11.1.4】悪性黒色腫【11.1.5】突発的睡眠〔前兆のない突発的睡眠が発現。[8.3参照]〕【11.1.6】閉塞隅角緑内障〔急激な眼圧上昇を伴う閉塞隅角緑内障が発現。霧視,眼痛,充血,頭痛,嘔気等が認められた場合には投与中止。[8.1参照]〕

投与期間制限

なし

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