基本情報
最終更新日時:2024年3月22日11時51分

禁忌

【2.1】閉塞隅角緑内障〔眼圧上昇を起こし,症状が悪化するおそれ。[8.6,11.1.6参照]〕【2.2】本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

レボドパ含有製剤を含む既存の薬物療法で効果不十分なパーキンソン病の症状の日内変動(wearing-off現象)の改善。

用法・用量

本剤投与前の経口レボドパ量に応じ初回量決定。朝の投与及び持続投与に分け,胃瘻を通じ空腸に直接投与する。その後は症状により次の範囲で投与量調整。必要に応じ持続投与中に追加投与可。朝の投与として5~10mL,10~30分かけて投与後,2~6mL/時で持続投与。1日の最大投与時間は16時間,1回あたりの追加投与は0.5~2mLとする。症状により適宜増減するが,朝の投与は15mL,持続投与は10mL/時,1日総投与量は100mLを超えない。

用法・用量に関連する使用上の注意

追加投与:【1】1回1mLから開始。【2】前回から2時間以上あけ,頻回(1日5回を超える)に必要となった場合は持続投与の増量を検討。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】悪性症候群〔急激な減量又は投与中止により,高熱,意識障害,高度の筋強剛,不随意運動,ショック状態,精神状態変化(激越,錯乱,昏睡等),自律神経症状,CK上昇等が現れ,まれに横紋筋融解症を続発するおそれがある。本剤の急激な減量又は中止は避けるとともに,このような症状が認められた場合には,再投与後,漸減し,体冷却,水分補給等を行う。[8.4参照]〕【11.1.2】幻覚,錯乱,抑うつ【11.1.3】溶血性貧血,血小板減少症〔[8.3参照]〕【11.1.4】突発的睡眠〔前兆のない突発的睡眠が発現。[8.7参照]〕【11.1.5】悪性黒色腫【11.1.6】閉塞隅角緑内障〔急激な眼圧上昇を伴う閉塞隅角緑内障が発現。霧視,眼痛,充血,頭痛,嘔気等が認められた場合には投与中止。[2.1,8.6参照]〕

投与期間制限

なし

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