プレジコビックス
Prezcobix
剤型一覧
- プレジコビックス配合錠
製造販売元
一般的名称
ダルナビル エタノール付加物・コビシスタット錠
英語：darunavir ethanolate, cobicistat
販売名 / 薬価
プレジコビックス配合錠 / 1,935.0円
規格単位(薬価が適用される単位)
1錠
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禁忌
【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】リファンピシン,フェノバルビタール,フェニトイン,ホスフェニトイン,カルバマゼピン,セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品,トリアゾラム,ミダゾラム,ピモジド,シンバスタチン,エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン,ジヒドロエルゴタミン,エルゴメトリン,メチルエルゴメトリン,バルデナフィル,シルデナフィル(レバチオ),タダラフィル(アドシルカ),ブロナンセリン,アゼルニジピン,アゼルニジピン・オルメサルタン メドキソミル,ルラシドン,ロミタピド,フィネレノン,イバブラジン,ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期),イサブコナゾニウム硫酸塩,グラゾプレビル,リバーロキサバン,チカグレロルを投与中〔[10.1参照]〕【2.3】腎機能あるいは肝機能障害患者で,コルヒチンを投与中〔[9.2.1,9.3.1,10.2参照]〕【2.4】低出生体重児,新生児,乳児,3歳未満の幼児〔[9.7.1,15.2.2参照]〕
併用禁忌
【10.1】1)リファンピシン<リファジン>,フェノバルビタール<フェノバール等>,フェニトイン<アレビアチン等>,ホスフェニトイン<ホストイン>,カルバマゼピン<テグレトール>〔[2.2,16.7.2参照]〕〔ダルナビル及びコビシスタットの血中濃度が低下し,本剤の効果が減弱するおそれ/これらの薬剤のCYP3A誘導作用により,ダルナビル及びコビシスタットの代謝が促進される〕2)セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品〔[2.2参照]〕〔ダルナビル及びコビシスタットの血中濃度が低下し,本剤の効果が減弱するおそれ/これらの薬剤のCYP3A誘導作用により,ダルナビル及びコビシスタットの代謝が促進される〕3)トリアゾラム<ハルシオン>,ミダゾラム<ドルミカム,ミダフレッサ,ブコラム>〔[2.2参照]〕〔これらの薬剤の血中濃度上昇により,過度の鎮静や呼吸抑制等の重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こるおそれ/ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により,これらの薬剤の代謝が阻害される〕4)ピモジド<オーラップ>〔[2.2参照]〕〔ピモジドの血中濃度上昇により,不整脈等の重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こるおそれ/ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により,ピモジドの代謝が阻害される〕5)シンバスタチン<リポバス>〔[2.2参照]〕〔シンバスタチンの血中濃度上昇により,横紋筋融解症が起こるおそれ/ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により,シンバスタチンの代謝が阻害される〕6)エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン<クリアミン>,ジヒドロエルゴタミン<ジヒデルゴット>,エルゴメトリン,メチルエルゴメトリン<パルタンM>〔[2.2参照]〕〔これらの薬剤の血中濃度上昇により,末梢血管痙縮,虚血等の重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象が起こるおそれ/ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により,これらの薬剤の代謝が阻害される〕7)バルデナフィル<レビトラ>,シルデナフィル<レバチオ>,タダラフィル<アドシルカ>〔[2.2参照]〕〔これらの薬剤の血中濃度を上昇させるおそれ/ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により,これらの薬剤の代謝が阻害される〕8)ブロナンセリン<ロナセン>〔[2.2参照]〕〔ブロナンセリンの血中濃度が上昇し,作用が増強するおそれ/ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により,ブロナンセリンの代謝が阻害される〕9)アゼルニジピン<カルブロック>,アゼルニジピン・オルメサルタン メドキソミル<レザルタス配合錠>〔[2.2参照]〕〔アゼルニジピンの血中濃度が上昇し,作用が増強するおそれ/ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により,これらの薬剤の代謝が阻害される〕10)ルラシドン<ラツーダ>〔[2.2参照]〕〔ルラシドンの血中濃度が上昇し,作用が増強するおそれ/ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により,ルラシドンの代謝が阻害される〕11)ロミタピド<ジャクスタピッド>〔[2.2参照]〕〔ロミタピドの血中濃度が著しく上昇するおそれ/ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により,ロミタピドの代謝が阻害される〕12)フィネレノン<ケレンディア>〔[2.2参照]〕〔フィネレノンの血中濃度が著しく上昇するおそれ/ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用により,フィネレノンの代謝が阻害される〕13)イバブラジン<コララン>〔[2.2参照]〕〔イバブラジンの血中濃度が上昇し,過度の徐脈が現れるおそれ/コビシスタットのCYP3A阻害作用により,イバブラジンの代謝が阻害される〕14)ベネトクラクス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期)<ベネクレクスタ>〔[2.2参照]〕〔ベネトクラクスの用量漸増期に併用した場合,ベネトクラクスの血中濃度が上昇し,腫瘍崩壊症候群の発現が増強するおそれ/コビシスタットのCYP3A阻害作用により,ベネトクラクスの代謝が阻害される〕15)イサブコナゾニウム硫酸塩<クレセンバ>〔[2.2参照]〕〔イサブコナゾールの血中濃度が上昇し,作用が増強するおそれ/コビシスタットのCYP3A阻害作用により,イサブコナゾニウムの代謝が阻害される〕16)グラゾプレビル<グラジナ>〔[2.2参照]〕〔グラゾプレビルの血中濃度が上昇するおそれ/ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A及びOATP1B阻害作用により,グラゾプレビルの血中濃度が上昇〕17)リバーロキサバン<イグザレルト>,チカグレロル<ブリリンタ>〔[2.2参照]〕〔これら薬剤の血中濃度が上昇し,作用が増強されることにより,出血の危険性が増大するおそれ/ダルナビル及びコビシスタットのCYP3A阻害作用又はP糖蛋白阻害作用により,これら薬剤の血中濃度が上昇〕
効能・効果
HIV感染症。
効能・効果に関連する使用上の注意
次のいずれかの患者に使用:【1】抗HIV薬の治療経験がない患者,【2】ダルナビル耐性関連変異を持たない抗HIV薬既治療患者。
用法・用量
必ず他の抗HIV薬と併用。1日1回1錠,食事中又は食直後経口投与。
重大な副作用・国内１
【11.1.1】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),多形紅斑,急性汎発性発疹性膿疱症〔重度の発疹が現れた場合は直ちに投与中止〕【11.1.2】肝機能障害,黄疸〔AST,ALT,γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸が発現。[8.8参照]〕【11.1.3】急性膵炎(0.3%)
投与期間制限
なし
医師の処方実感を読む（41）