基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時11分

禁忌

本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症。カンジダ属,アスペルギルス属による次の真菌感染症/食道カンジダ症,侵襲性カンジダ症,アスペルギルス症(侵襲性アスペルギルス症,慢性壊死性肺アスペルギルス症,肺アスペルギローマ)。

効能・効果に関連する使用上の注意

発熱性好中球減少症:次の3条件を満たす症例に投与/1回の検温で38℃以上の発熱又は1時間以上持続する37.5℃以上の発熱,好中球数が500/mm3未満の場合又は1,000/mm3未満で500/mm3未満に減少することが予測される場合,適切な抗菌薬投与を行っても解熱せず,抗真菌薬の投与が必要と考えられる場合。

用法・用量

〔成人〕発熱性好中球減少症1日1回,投与初日70mg,2日目以降50mg,点滴静注。真菌感染症食道カンジダ症は1日1回50mg,点滴静注。侵襲性カンジダ症・アスペルギルス症は1日1回,投与初日70mg,2日目以降50mg,点滴静注。〔小児〕1日1回,投与初日70mg/m2,2日目以降50mg/m2,点滴静注。1日1回50mg/m2で効果不十分の場合,1日1回70mg/m2まで増量可。1日量70mgまで。以上,点滴静注は約1時間かけて緩徐に行う。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】アナフィラキシー〔発疹,顔面腫脹,血管浮腫,掻痒症,熱感,気管支痙攣,呼吸困難,潮紅等の異常が発現〕【11.1.2】肝機能障害〔AST,ALT,ALPの上昇や肝機能障害が発現。[8.2参照]〕【11.1.3】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)

投与期間制限

なし

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