基本情報
最終更新日時:2024年5月8日13時29分

禁忌

<効能共通>【2.1】本剤(成分)・安息香酸エステル(コカインを除く)系局所麻酔剤に過敏症の既往歴 <脊椎麻酔(腰椎麻酔)及び硬膜外麻酔>【2.2】重篤な出血やショック状態〔重篤な低血圧が起こるおそれ〕【2.3】注射部位又はその周辺の炎症部位〔化膿性髄膜炎症状を起こすおそれ〕【2.4】敗血症〔敗血症性の髄膜炎を生ずるおそれ〕【2.5】中枢神経系疾患(髄膜炎,脊髄癆,灰白脊髄炎等)〔脊椎麻酔により症状が悪化するおそれ〕 <硬膜外麻酔,浸潤麻酔,伝達麻酔及び表面麻酔>【2.6】次の者には血管収縮剤(アドレナリン,ノルアドレナリン)を添加しない:(2.6.1)血管収縮剤に過敏症の既往歴 (2.6.2)高血圧,動脈硬化,心不全,甲状腺機能亢進,糖尿病,血管痙攣等〔これらの症状が悪化するおそれ〕 <浸潤麻酔及び伝達麻酔>【2.7】耳,指趾又は陰茎の麻酔には血管収縮剤(アドレナリン,ノルアドレナリン)を添加しない〔壊死状態になるおそれ〕

効能・効果

脊椎麻酔(腰椎麻酔),硬膜外麻酔,伝達麻酔,浸潤麻酔,表面麻酔。

用法・用量

脊椎麻酔0.1~0.5%注射液(高比重溶液)として6~15mg,0.1%注射液(低比重溶液)として6~15mg。硬膜外麻酔0.15~0.2%注射液として30~60mg。伝達麻酔0.2%注射液として10~75mg。基準最高量1回100mg。浸潤麻酔0.1%注射液として20~30mg。基準最高量1回100mg。表面麻酔0.25~2%液として5~80mg。以上,年齢・麻酔領域・部位・組織・症状・体質により適宜増減。必要に応じアドレナリン(通常濃度1:1万~2万)を添加して使用。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック〔血圧降下,顔面蒼白,脈拍の異常,呼吸抑制等が発現。[8.1-8.3,8.10参照]〕【11.1.2】中枢神経障害〔振戦,痙攣等の中毒症状が現れた場合には直ちに投与中止。ジアゼパム又は超短時間作用型バルビツール酸製剤(チオペンタールナトリウム等)を投与〕

投与期間制限

なし

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