基本情報
最終更新日時:2023年9月5日11時22分

禁忌

本剤(成分)にショックの既往歴

効能・効果

先天性アンチトロンビンIII欠乏に基づく血栓形成傾向。アンチトロンビンIII低下を伴う汎発性血管内凝固症候群(DIC)。アンチトロンビンIII低下を伴う門脈血栓症。

用法・用量

先天性アンチトロンビンIII欠乏に基づく血栓形成傾向1日1,000~3,000国際単位(又は20~60国際単位/kg)。年齢・症状により適宜減量。汎発性血管内凝固症候群アンチトロンビンIIIが正常の70%以下に低下した場合は,ヘパリンの持続点滴静注のもとに成人1日1,500国際単位(又は30国際単位/kg)を投与。産科的・外科的DIC等で緊急処置として使用する場合,1日1回40~60国際単位/kgを投与。年齢・体重・症状により適宜増減。門脈血栓症アンチトロンビンIIIが正常の70%以下に低下した場合は,成人1日1,500国際単位(又は30国際単位/kg),5日間投与。投与により血栓縮小傾向が認められた場合,成人1日1,500国際単位(又は30国際単位/kg)の5日間投与を最大2回まで追加可。以上,添付の注射用水に溶解し,緩徐に静注もしくは点滴静注。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔呼吸困難,喘鳴,胸内苦悶,血圧低下,チアノーゼ等が認められた場合には投与中止〕

投与期間制限

なし

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