基本情報
最終更新日時:2024年6月4日13時2分

禁忌

【2.1】うっ血性心不全〔不整脈(心室頻拍,心室細動等)の誘発又は増悪,陰性変力作用による心不全の悪化を来すおそれが高い〕【2.2】高度の房室ブロック,高度の洞房ブロック〔刺激伝導抑制作用により,これらの障害を更に悪化させるおそれ。[9.1.3参照]〕

効能・効果

頻脈性不整脈(他の抗不整脈薬が使用できないか,又は無効の場合)。

用法・用量

1日150mg,3回分割経口投与。年齢・症状により適宜増減。重症又は効果不十分な場合は1日225mgまで増量可。

用法・用量に関連する使用上の注意

透析を必要とする腎不全患者では,1日25mgから投与開始。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】心室細動,心室頻拍(torsades de pointesを含む),洞停止,完全房室ブロック,失神,心不全〔ショック,心停止に至る場合もあるので,頻回な心電図検査,胸部X線検査等を実施〕【11.1.2】急性腎障害〔ショック等による急性腎障害が発現〕【11.1.3】肝機能障害〔AST,ALT,γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害が発現〕

投与期間制限

なし

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