基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時8分

禁忌

【2.1】重篤な刺激伝導障害(完全房室ブロック等)〔刺激伝導障害を増悪させるおそれ。[11.1.1参照]〕【2.2】重篤なうっ血性心不全〔心筋収縮力低下により,心不全を悪化させるおそれ〕【2.3】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕

効能・効果

頻脈性不整脈で他の抗不整脈薬が使用できないか,無効の場合。

用法・用量

1日40mgより投与開始,効果不十分な場合は60mgまで増量,1日2~3回分割経口投与。年齢・症状により適宜増減。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】催不整脈〔心室頻拍(torsades de pointesを含む)等が発現。[2.1,8.2,9.1.1-9.1.3,9.1.5参照]〕【11.1.2】無顆粒球症〔無顆粒球症(初期症状:発熱,咽頭痛,全身倦怠感等)が発現。[8.1参照]〕【11.1.3】間質性肺炎〔間質性肺炎(初期症状:咳嗽,息切れ,呼吸困難,発熱等)が発現。投与中止。胸部X線等の検査を行う。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.4】肝機能障害,黄疸〔AST,ALT,γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸が発現。[8.3参照]〕

投与期間制限

なし

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