基本情報
最終更新日時:2019年6月11日13時17分

禁忌

【1】本剤(成分)・牛肺を原料とする製剤(アプロチニン等)に過敏症の既往歴【2】凝固促進剤(蛇毒製剤)・抗線溶剤,アプロチニン製剤で治療中の者

併用禁忌

【1】凝固促進剤(ヘモコアグラーゼ〈レプチラーゼ〉),抗線溶剤(イプシロンアミノカプロン酸〈イプシロン〉,トラネキサム酸〈トランサミン〉等)〔血栓形成傾向があらわれるおそれ/凝固促進剤,抗線溶剤は血栓形成を促進する薬剤であり,併用により血栓形成傾向が相加的に増大する〕【2】アプロチニン製剤(トラジロール)〔血栓形成傾向があらわれるおそれ/アプロチニンは抗線溶作用を有するため,併用により血栓形成傾向が増大する〕

効能・効果

組織の接着・閉鎖(ただし,縫合あるいは接合した組織から血液,体液又は体内ガスの漏出をきたし,他に適切な処置法のない場合に限る)。

用法・用量

フィブリノゲン凍結乾燥粉末(バイアル1)をフィブリノゲン溶解液(バイアル2)全量で溶解し,A液とする。トロンビン凍結乾燥粉末(バイアル3)をトロンビン溶解液(バイアル4)全量で溶解し,B液とする。両液の等容量を接着・閉鎖部位に重層又は混合して適用。10cm2あたりA液,B液各々1mLを適用。接着・閉鎖部位の状態,大きさにより適宜増減。

重大な副作用・国内1

【1】ショック(0.1%未満)〔直ちに投与中止〕

投与期間制限

なし

当該基本情報については、各種提供元のデータを基にメドピアが編集したものを掲載しています。 情報は毎月更新しておりますが、ご覧いただいた時点での最新情報ではない可能性があります。 最新の情報は、各製薬会社のホームページ、医薬品医療機器総合機構ホームページ(PMDA)、厚生労働省のホームページでご確認いただきますようお願いいたします。 もし掲載されている各種情報に誤りやご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。