基本情報
最終更新日時:2023年10月11日18時23分

禁忌

【2.1】本剤(成分)・牛肺を原料とする製剤(アプロチニン等)に過敏症の既往歴【2.2】次の薬剤による治療を受けている者〔[10.1参照]〕:1)凝固促進剤(蛇毒製剤)2)抗線溶剤

併用禁忌

【10.1】凝固促進剤(ヘモコアグラーゼ<レプチラーゼ>),抗線溶剤(トラネキサム酸<トランサミン>等)〔[2.2参照]〕〔血栓形成傾向が現れるおそれ/凝固促進剤,抗線溶剤は血栓形成を促進する薬剤であり,併用により血栓形成傾向が相加的に増大する〕

効能・効果

組織の接着・閉鎖(ただし,縫合あるいは接合した組織から血液,体液又は体内ガスの漏出をきたし,他に適切な処置法のない場合に限る)。

用法・用量

フィブリノゲン末をアプロチニン液全量で溶解し,A液とする。トロンビン末をアプロチニン液量と同量の塩化カルシウム液で溶解し,B液とする。接着・閉鎖部位にA液,B液を重層又は混合して適用。10cm2あたりA液,B液各々1mLを適用。接着・閉鎖部位の状態,大きさにより適宜増減。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック

投与期間制限

なし

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