バラクルード
Baraclude

剤型一覧

  • バラクルード錠0.5mg

製造販売元

ブリストル・マイヤーズ スクイブ

一般的名称

エンテカビル水和物錠
英語:entecavir hydrate

販売名 / 薬価

バラクルード錠0.5mg  / 461.9円

規格単位(薬価が適用される単位)

0.5mg1錠

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時11分

警告

本剤を含むB型肝炎に対する治療を終了した患者で,肝炎の急性増悪が報告されている。そのため,B型肝炎に対する治療を終了する場合には,投与終了後少なくとも数ヶ月間は患者の臨床症状と臨床検査値の観察を十分に行う。経過に応じて,B型肝炎に対する再治療が必要となることもある〔[8.1-8.3,11.1.2参照]〕

禁忌

本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

B型肝炎ウイルスの増殖を伴い肝機能の異常が確認されたB型慢性肝疾患におけるB型肝炎ウイルスの増殖抑制。

効能・効果に関連する使用上の注意

開始前にHBV DNA,HBV DNAポリメラーゼ,HBe抗原によりウイルスの増殖を確認。

用法・用量

1日1回0.5mg,空腹時(食後2時間以降かつ次の食事の2時間以上前)に経口投与。ラミブジン投与中にB型肝炎ウイルス血症を確認又はラミブジン耐性変異ウイルスを有する等ラミブジン不応患者には,1日1回1mg,経口投与が推奨される。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】肝機能障害〔本剤での治療中にAST,ALTが上昇。AST,ALTの上昇が認められた場合,より頻回に肝機能検査を行う。検査値等の経過から,肝機能障害が回復する兆候が認められない場合には投与中止。[8.4参照]〕【11.1.2】投与終了後の肝炎の悪化〔[1.,8.1-8.3参照]〕【11.1.3】アナフィラキシー【11.1.4】乳酸アシドーシス〔死亡例も報告〕【11.1.5】脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)〔死亡例を含む脂肪沈着による重度の肝腫大(脂肪肝)が,本剤を含むヌクレオシド類縁体の単独又は抗HIV薬との併用療法で報告〕

投与期間制限

なし

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