バップフォー
BUP-4

効能・効果

次の疾患又は状態における頻尿,尿失禁/神経因性膀胱,神経性頻尿,不安定膀胱,膀胱刺激状態(慢性膀胱炎,慢性前立腺炎)。過活動膀胱における尿意切迫感,頻尿及び切迫性尿失禁。

用法・用量

1日1回20mg,食後経口投与。効果不十分時は1回20mg,1日2回まで増量可。年齢・症状により適宜増減。

重大な副作用・国内１

【11.1.1】急性緑内障発作〔眼圧亢進,嘔気・頭痛を伴う眼痛,視力低下等が発現。投与中止。[2.4,9.1.2参照]〕【11.1.2】尿閉(0.62%)〔[2.3,9.1.1参照]〕【11.1.3】麻痺性イレウス〔著しい便秘,腹部膨満等が現れた場合には投与中止。[2.1参照]〕【11.1.4】幻覚・せん妄(0.25%)【11.1.5】腎機能障害〔BUN,血中クレアチニンの上昇が現れた場合には投与中止〕【11.1.6】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇等が現れた場合には投与中止〕【11.1.7】血小板減少(0.12%)【11.1.8】皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)〔発熱,紅斑,掻痒感,眼充血,口内炎等が現れた場合には投与中止〕【11.1.9】QT延長(0.25%),心室性頻拍〔QT延長,心室性頻拍,房室ブロック,徐脈等が発現。[2.6,9.1.3参照]〕【11.1.10】肝機能障害(1%),黄疸〔AST,ALT,γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕

投与期間制限

なし