基本情報
最終更新日時:2024年6月4日13時3分

禁忌

【2.1】尿閉を有する者〔抗コリン作用により排尿時の膀胱収縮が抑制され,症状が悪化するおそれ。[11.1.2参照]〕【2.2】幽門,十二指腸又は腸管が閉塞している者及び麻痺性イレウスのある者〔抗コリン作用により胃腸の平滑筋の収縮及び運動が抑制され,症状が悪化するおそれ。[11.1.4参照]〕【2.3】消化管運動・緊張が低下している者〔抗コリン作用により胃腸の平滑筋の収縮及び運動が抑制され,症状が悪化するおそれ〕【2.4】閉塞隅角緑内障〔抗コリン作用により眼圧が上昇し,症状が悪化するおそれ。[11.1.1参照]〕【2.5】重症筋無力症〔抗コリン作用により,症状が悪化するおそれ〕【2.6】重篤な心疾患〔期外収縮等の心電図異常が報告されており,症状が悪化するおそれ。[11.1.6参照]〕【2.7】本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

過活動膀胱における尿意切迫感,頻尿及び切迫性尿失禁。

用法・用量

1回0.1mg,1日2回朝夕食後経口投与。効果不十分な場合,1回0.2mg,1日0.4mgまで増量可。

用法・用量に関連する使用上の注意

中等度以上の肝障害のある者,重度の腎障害のある者は1回0.1mg,1日2回投与。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】急性緑内障(0.06%)〔眼圧亢進が発現。投与中止。[2.4参照]〕【11.1.2】尿閉〔[2.1,9.1.1,9.1.2参照]〕【11.1.3】肝機能障害〔AST,ALT,ビリルビンの上昇等を伴う肝機能障害が発現〕【11.1.4】麻痺性イレウス〔著しい便秘,腹部膨満感等が現れた場合には投与中止。[2.2参照]〕【11.1.5】幻覚・せん妄【11.1.6】QT延長,心室性頻拍〔QT延長,心室性頻拍,房室ブロック,徐脈等が報告。[2.6参照]〕

投与期間制限

なし

当該基本情報については、各種提供元のデータを基にメドピアが編集したものを掲載しています。 情報は毎月更新しておりますが、ご覧いただいた時点での最新情報ではない可能性があります。 最新の情報は、各製薬会社のホームページ、医薬品医療機器総合機構ホームページ(PMDA)、厚生労働省のホームページでご確認いただきますようお願いいたします。 もし掲載されている各種情報に誤りやご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。