基本情報
最終更新日時:2023年2月8日14時56分

禁忌

【2.1】明らかな下部尿路閉塞症状である排尿困難・尿閉等〔排尿困難・尿閉等が更に悪化するおそれ。[11.1.3参照]〕【2.2】閉塞隅角緑内障〔抗コリン作用により眼圧が上昇し,症状を悪化させるおそれ〕【2.3】重篤な心疾患〔抗コリン作用により頻脈,心悸亢進を起こし心臓の仕事量が増加するおそれ〕【2.4】麻痺性イレウス〔抗コリン作用により胃腸管の緊張,運動性は抑制され,胃腸管内容物の移動は遅延するため,麻痺性イレウスの患者では,胃腸管内容物の停滞により閉塞状態が強められるおそれ。[11.1.2参照]〕【2.5】衰弱患者又は高齢者の腸アトニー,重症筋無力症〔抗コリン作用により,症状を悪化させるおそれ〕【2.6】授乳婦〔[9.6参照]〕【2.7】本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

次の疾患・状態における頻尿・尿意切迫感・尿失禁/神経因性膀胱,不安定膀胱(無抑制収縮を伴う過緊張性膀胱状態)。

用法・用量

1回2~3mg,1日3回経口投与。年齢・症状により適宜増減。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】血小板減少(0.1%未満)【11.1.2】麻痺性イレウス〔著しい便秘,腹部膨満等が現れた場合には投与中止。[2.4参照]〕【11.1.3】尿閉(0.28%)〔[2.1参照]〕

投与期間制限

なし

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