基本情報
最終更新日時:2023年4月6日12時47分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】重度の肝機能障害〔[9.3.1,16.6.3参照]〕

効能・効果

てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)。他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の強直間代発作に対する抗てんかん薬との併用療法。

用法・用量

〔成人〕1日100mgより開始,その後1週間以上の間隔をあけて増量,維持量1日200mg。いずれも2回分割経口投与。症状により1日400mgを超えない範囲で適宜増減。増量は1週間以上の間隔をあけ1日量100mg以下ずつ行う。〔小児〕4歳以上の小児1日2mg/kgより開始,その後1週間以上の間隔をあけて1日量2mg/kgずつ増量,維持量は体重30kg未満1日6mg/kg,30~50kg未満1日4mg/kg。いずれも2回分割経口投与。症状により,体重30kg未満は1日12mg/kg,30~50kg未満は1日8mg/kgを超えない範囲で適宜増減。増量は1週間以上の間隔をあけ1日量2mg/kg以下ずつ行う。体重50kg以上の小児は,成人と同じ用法・用量を用いる。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】房室ブロック,徐脈,失神(各1%未満)〔PR間隔の延長を起こす。[8.3,9.1.1,10.2参照]〕【11.1.2】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)〔発熱,紅斑,水疱・びらん,掻痒,咽頭痛,眼充血,口内炎等の異常が認められた場合には投与中止〕【11.1.3】薬剤性過敏症症候群〔初期症状として発疹,発熱がみられ,更に肝機能障害,リンパ節腫脹,白血球増加,好酸球増多,異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状が発現。なお,ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く,投与中止後も発疹,発熱,肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがある〕【11.1.4】無顆粒球症

投与期間制限

なし

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