基本情報
最終更新日時:2024年5月8日13時29分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】出血している又は出血リスクが高い者(活動性消化管潰瘍,外傷,頭蓋内出血等)〔本剤の血小板凝集抑制作用により,出血を助長するおそれ〕【2.3】肺静脈閉塞性疾患を有する肺高血圧症〔本剤の血管拡張作用により,肺水腫を誘発するおそれ〕【2.4】重度の冠動脈疾患又は不安定狭心症,6ヶ月以内に心筋梗塞を発症した者,医師の管理下にない非代償性心不全,重度の不整脈,3ヶ月以内に脳血管障害(一過性脳虚血発作,脳卒中等)を発症した者,肺高血圧症に関連しない心機能障害を伴う先天性又は後天性心臓弁疾患〔これらの患者における安全性は確立していない〕

効能・効果

肺動脈性肺高血圧症。

用法・用量

初回1回2.5μg,ネブライザを用いて吸入。忍容性を確認の上,2回目以降は1回5μgに増量,1日6~9回吸入。1回5μgに忍容性がない場合は1回2.5μgに減量。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】出血(脳出血,頭蓋内出血等)〔致死的な場合もある。また,抗凝固剤を併用している患者では,鼻出血(1.9%)及び喀血(1.3%)等が現れやすい〕【11.1.2】気管支痙攣〔致死的な場合もある〕【11.1.3】過度の血圧低下〔致死的な場合もある〕【11.1.4】失神(3.1%)〔低血圧等が認められることがある〕【11.1.5】血小板減少症【11.1.6】頻脈(1.3%)

投与期間制限

なし

当該基本情報については、各種提供元のデータを基にメドピアが編集したものを掲載しています。 情報は毎月更新しておりますが、ご覧いただいた時点での最新情報ではない可能性があります。 最新の情報は、各製薬会社のホームページ、医薬品医療機器総合機構ホームページ(PMDA)、厚生労働省のホームページでご確認いただきますようお願いいたします。 もし掲載されている各種情報に誤りやご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。