基本情報
最終更新日時:2024年3月22日12時21分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】重度の肝機能障害〔使用経験がなく,ペランパネルの血中濃度が上昇するおそれ。[9.3.1,16.6.2参照]〕

効能・効果

てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む),他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の強直間代発作に対する抗てんかん薬との併用療法。

用法・用量

〔部分発作〕単剤療法成人・4歳以上の小児1日1回2mg,就寝前経口投与より開始し,その後2週間以上の間隔をあけ2mgずつ漸増。維持量1日1回4~8mg。症状により2週間以上の間隔をあけ2mg以下ずつ適宜増減。1日最高8mg。併用療法成人・12歳以上の小児1日1回2mg,就寝前経口投与より開始し,その後1週間以上の間隔をあけ2mgずつ漸増。4~12歳未満の小児1日1回2mg,就寝前経口投与より開始し,その後2週間以上の間隔をあけ2mgずつ漸増。いずれも本剤の代謝を促進する抗てんかん薬を併用しない場合の維持量1日1回4~8mg,併用する場合の維持量1日1回8~12mg。症状により,成人・12歳以上の小児は1週間以上,4~12歳未満の小児は2週間以上の間隔をあけ2mg以下ずつ適宜増減。1日最高12mg。〔強直間代発作〕併用療法成人・12歳以上の小児1日1回2mg,就寝前経口投与より開始し,その後1週間以上の間隔をあけ2mgずつ漸増。本剤の代謝を促進する抗てんかん薬を併用しない場合の維持量1日1回8mg,併用する場合の維持量1日1回8~12mg。症状により1週間以上の間隔をあけ2mg以下ずつ適宜増減。1日最高12mg。

用法・用量に関連する使用上の注意

【1】強直間代発作に対し使用する場合は他の抗てんかん薬と併用。【2】本剤投与中に本剤の代謝を促進する抗てんかん薬(カルバマゼピン,フェニトイン,ホスフェニトイン)を開始又は中止する際は,必要に応じ1日最高量12mgまでの範囲で適切に用量変更を行う。【3】軽度・中等度の肝機能障害患者は1日1回2mg,就寝前経口投与より開始し,その後2週間以上の間隔をあけ2mgずつ漸増。1日最高量,軽度の肝機能障害患者は8mg,中等度の肝機能障害患者は4mg。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】攻撃性等の精神症状〔易刺激性(6.8%),攻撃性(3.5%),不安(1.5%),怒り(1.1%),幻覚(幻視,幻聴等)(0.6%),妄想(0.3%),せん妄等の精神症状が発現。[8.1,8.2参照]〕

投与期間制限

なし

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