インデラル
INDERAL

剤型一覧

  • インデラル注射液2mg

製造販売元

太陽ファルマ

一般的名称

プロプラノロール塩酸塩注射液
英語:propranolol hydrochloride

販売名 / 薬価

インデラル注射液2mg  / 134.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

0.1%2mL1管

基本情報
最終更新日時:2024年6月6日16時32分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】気管支喘息,気管支痙攣のおそれ〔気管支を収縮し,喘息症状が誘発又は悪化するおそれ〕【2.3】糖尿病性ケトアシドーシス,代謝性アシドーシス〔アシドーシスによる心筋収縮力の抑制を増強するおそれ〕【2.4】高度又は症状を呈する徐脈,房室ブロック(II,III度),洞房ブロック,洞不全症候群〔これらの症状が悪化するおそれ〕【2.5】心原性ショック〔心機能を抑制し,症状が悪化するおそれ〕【2.6】肺高血圧による右心不全〔心機能を抑制し,症状が悪化するおそれ〕【2.7】うっ血性心不全〔心機能を抑制し,症状が悪化するおそれ〕【2.8】低血圧症〔心機能を抑制し,症状が悪化するおそれ〕【2.9】長期間絶食状態〔低血糖症状を起こしやすく,かつその症状をマスクし,発見を遅らせる危険性がある〕【2.10】重度の末梢循環障害(壊疽等)〔症状が悪化するおそれ〕【2.11】未治療の褐色細胞腫又はパラガングリオーマ〔[7.,9.1.7参照]〕【2.12】異型狭心症〔症状が悪化するおそれ〕【2.13】リザトリプタン安息香酸塩を投与中〔[10.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】リザトリプタン安息香酸塩<マクサルト>〔[2.13参照]〕〔リザトリプタンの消失半減期が延長,AUCが増加し,作用が増強するおそれ。本剤投与中あるいは本剤投与中止から24時間以内にはリザトリプタンを投与しない/メカニズムは解明されていないが,本剤がリザトリプタンの代謝を阻害する可能性が示唆されている〕

効能・効果

狭心症,期外収縮(上室性・心室性),発作性頻拍(上室性・心室性),頻拍性心房細動(徐脈効果),麻酔に伴う不整脈,新鮮心房細動,洞性頻脈,褐色細胞腫手術時。

用法・用量

1回2~10mg,麻酔時は1~5mg,徐々に静注。年齢・症状により適宜増減。

用法・用量に関連する使用上の注意

褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者にはα遮断剤で初期治療を行った後に本剤を投与し,常にα遮断剤を併用。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】うっ血性心不全(又はその悪化),徐脈(1.6%),末梢性虚血(レイノー様症状等),房室ブロック,失神を伴う起立性低血圧【11.1.2】無顆粒球症,血小板減少症,紫斑病【11.1.3】気管支痙攣(1%),呼吸困難(0.2%),喘鳴〔減量又は投与中止。必要に応じてβ2作動薬を用いる〕

投与期間制限

なし

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