ジゴシン
DIGOSIN

剤型一覧

  • ジゴシン注0.25mg

製造販売元

太陽ファルマ

一般的名称

ジゴキシン注射液
英語:digoxin

販売名 / 薬価

ジゴシン注0.25mg  / 136.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

0.025%1mL1管

基本情報
最終更新日時:2024年3月22日11時52分

禁忌

【2.1】房室ブロック,洞房ブロック〔刺激伝導系を抑制し,これらを悪化させるおそれ〕【2.2】ジギタリス中毒〔中毒症状が悪化〕【2.3】閉塞性心筋疾患(特発性肥大性大動脈弁下狭窄等)〔心筋収縮力を増強し,左室流出路の閉塞を悪化させるおそれ〕【2.4】本剤(成分)・ジギタリス剤に過敏症の既往歴【2.5】ジスルフィラム,シアナミドを投与中〔[10.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】ジスルフィラム<ノックビン>,シアナミド<シアナマイド>〔[2.5参照]〕〔顔面紅潮,血圧低下,胸部圧迫感,心悸亢進,呼吸困難,失神,頭痛,悪心,嘔吐,めまい,痙攣等のおそれ/本剤はエタノールを含有しているため,ジスルフィラム・シアナミド-アルコール反応を起こすおそれ〕

効能・効果

次の疾患に基づくうっ血性心不全(肺水腫,心臓喘息等を含む)/先天性心疾患,弁膜疾患,高血圧症,虚血性心疾患(心筋梗塞,狭心症等),肺血栓症・肺塞栓症・肺気腫・肺線維症等による肺性心,その他の心疾患(心膜炎,心筋疾患等),腎疾患,甲状腺機能亢進症,甲状腺機能低下症等。心房細動による頻脈,心房粗動による頻脈。発作性上室性頻拍。次の際における心不全・各種頻脈の予防・治療/手術,急性熱性疾患,出産,ショック,急性中毒。

用法・用量

〔成人〕比較的急速飽和療法,緩徐飽和療法可。急速飽和療法飽和量1.0~2.0mg。1回0.25~0.5mg,2~4時間ごとに静注。十分効果のあらわれるまで続ける。維持療法1日0.25mg,静注。〔小児〕急速飽和療法新生児・未熟児1日0.03~0.05mg/kg,2歳以下1日0.04~0.06mg/kg,2歳以上1日0.02~0.04mg/kg,3~4回分割静注又は筋注。維持療法飽和量の1/10~1/5量を静注又は筋注。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ジギタリス中毒〔高度の徐脈,二段脈,多源性心室性期外収縮,発作性心房性頻拍等の不整脈が発現。また,さらに重篤な房室ブロック,心室性頻拍症あるいは心室細動に移行することがある。初期症状として消化器,眼,精神神経系症状が現れることが多いが,それらの症状に先行して不整脈が出現することもある。[8.4,9.1.3,9.1.5,9.1.6,9.2.1,9.2.2,9.7,9.8,11.2,13.1,13.2参照]〕【11.1.2】非閉塞性腸間膜虚血〔腸管壊死に至った例も報告。激しい腹痛,血便等の症状が現れた場合には投与中止〕

投与期間制限

なし

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