ランジオロール塩酸塩注射用(1)
英語:landiolol hydrochloride
オノアクト点滴静注用50mg / 4,091.0円
50mg1瓶
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<効能共通>【2.1】心原性ショック〔心機能を抑制し,症状が悪化するおそれ〕【2.2】糖尿病性ケトアシドーシス,代謝性アシドーシス(ただし,敗血症に起因する代謝性アシドーシスは除く)〔アシドーシスによる心筋収縮力の抑制を増強するおそれ〕【2.3】房室ブロック(II度以上),洞不全症候群など徐脈性不整脈〔刺激伝導系に対し抑制的に作用し,悪化させるおそれ〕【2.4】肺高血圧症による右心不全〔心機能を抑制し,症状が悪化するおそれ〕【2.5】未治療の褐色細胞腫又はパラガングリオーマ〔[7.2,9.1.7参照]〕【2.6】本剤(成分)に過敏症の既往歴 <手術時・手術後の頻脈性不整脈に対する緊急処置,敗血症に伴う頻脈性不整脈>【2.7】うっ血性心不全〔心機能を抑制し,症状が悪化するおそれ〕
〔成人〕手術時の次の頻脈性不整脈に対する緊急処置/心房細動,心房粗動,洞性頻脈。手術後の循環動態監視下における次の頻脈性不整脈に対する緊急処置/心房細動,心房粗動,洞性頻脈。心機能低下例における次の頻脈性不整脈/心房細動,心房粗動。生命に危険のある次の不整脈で難治性かつ緊急を要する場合/心室細動,血行動態不安定な心室頻拍。敗血症に伴う次の頻脈性不整脈/心房細動,心房粗動,洞性頻脈。〔小児〕心機能低下例における次の頻脈性不整脈/上室頻拍,心房細動,心房粗動。
〔手術時〕1分間0.125mg/kg/分の速度で持続静注後,0.04mg/kg/分の速度で持続静注。投与中は心拍数,血圧を測定し,0.01~0.04mg/kg/分で適宜調節。〔手術後〕1分間0.06mg/kg/分の速度で持続静注後,0.02mg/kg/分の速度で持続静注を開始。5~10分で目標とする徐拍作用が得られない場合は,1分間0.125mg/kg/分の速度で持続静注後,0.04mg/kg/分の速度で持続静注。投与中は心拍数,血圧を測定し,0.01~0.04mg/kg/分で適宜調節。〔成人・小児の心機能低下例〕1μg/kg/分の速度で持続静注を開始。投与中は心拍数,血圧を測定し,1~10μg/kg/分で適宜調節。〔生命に危険のある不整脈〕1μg/kg/分の速度で持続静注を開始。投与中は心拍数,血圧を測定し,1~10μg/kg/分で適宜調節。心室細動又は血行動態不安定な心室頻拍が再発し,本剤投与が必要な場合,心拍数,血圧を測定し最大40μg/kg/分まで増量可。〔敗血症〕1μg/kg/分の速度で持続静注を開始。投与中は心拍数,血圧を測定し,維持量は適宜増減。最大量は20μg/kg/分を超えない。
褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者にはα遮断剤を投与した後に本剤を投与し,常にα遮断剤を併用。
【11.1.1】ショック(0.1%)〔過度の血圧低下が発現〕【11.1.2】心停止(0.2%),完全房室ブロック,洞停止,高度徐脈【11.1.3】心不全(0.1%)〔心不全の急激な増悪が発現。[8.6,9.1.8参照]〕
なし