ベラパミル塩酸塩注射液
英語:verapamil hydrochloride
ワソラン静注5mg / 213.0円
0.25%2mL1管
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【1.1】小児等に本剤を使用する場合,小児等の不整脈治療に熟練した医師が監督する。基礎心疾患のある場合は,有益性がリスクを上回ると判断される場合にのみ投与する【1.2】新生児及び乳児に使用する際には,生命に危険があり,他の治療で効果がない場合にのみ投与する〔[9.7参照]〕
【2.1】重篤な低血圧あるいは心原性ショック〔本剤は陰性変力作用ならびに血管拡張作用を有し,血圧を更に低下させるおそれ〕【2.2】高度の徐脈,洞房ブロック,房室ブロック(第II,III度)〔本剤は房室結節,洞結節を抑制する作用を有し,刺激伝導を更に悪化させるおそれ〕【2.3】重篤なうっ血性心不全〔本剤は陰性変力作用を有し,心不全症状を更に悪化させるおそれ〕【2.4】急性心筋梗塞〔本剤は陰性変力作用を有し,急性心筋梗塞時の心機能を更に悪化させるおそれ〕【2.5】重篤な心筋症〔本剤は陰性変力作用を有し,心機能を更に悪化させるおそれ〕【2.6】静注用β-遮断剤を投与中〔[10.1参照]〕【2.7】本剤(成分)に過敏症の既往歴
【10.1】静注用β遮断剤(プロプラノロール塩酸塩<インデラル>)〔[2.6参照]〕〔心機能の低下や徐脈のおそれ/β-遮断剤は本剤と同様に陰性変力作用や徐脈作用を有し,両者の心抑制作用が相互に増強される〕
頻脈性不整脈(発作性上室性頻拍,発作性心房細動,発作性心房粗動)。
成人1回5mg(1管),小児1回0.1~0.2mg/kg,必要に応じて生理食塩水又はブドウ糖注射液で希釈し,5分以上かけて徐々に静注。小児は1回5mgまで。年齢・症状により適宜増減。
なし