複合アレビアチン
ALEVIATIN with PHENOBARBITAL

投与期間制限有

剤型一覧

  • 複合アレビアチン配合錠

製造販売元

住友ファーマ

一般的名称

フェニトイン・フェノバルビタール錠
英語:phenytoin, phenobarbital

販売名 / 薬価

複合アレビアチン配合錠  / 14.6円

規格単位(薬価が適用される単位)

1錠

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時8分

禁忌

【2.1】本剤(成分)・ヒダントイン系化合物・バルビツール酸系化合物に過敏症【2.2】重篤な心障害〔血圧降下や心拍数が減少するおそれ。[9.1.4参照]〕【2.3】重篤な肝障害〔[9.3.1参照]〕【2.4】重篤な腎障害〔[9.2.1参照]〕【2.5】重篤な肺障害〔呼吸抑制を起こすおそれ〕【2.6】急性間欠性ポルフィリン症〔ポルフィリン合成が増加し,症状が悪化するおそれ〕【2.7】ボリコナゾール,タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合),マシテンタン,チカグレロル,アルテメテル・ルメファントリン,ダルナビル・コビシスタット,ドラビリン,イサブコナゾニウム,ニルマトレルビル・リトナビル,ルラシドン,エンシトレルビル,ミフェプリストン・ミソプロストール,リルピビリン,リルピビリン・テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビン,ビクテグラビル・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド,ダルナビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド,エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド,ソホスブビル・ベルパタスビル,ソホスブビル,レジパスビル・ソホスブビル,ドルテグラビル・リルピビリン,カボテグラビル,レナカパビルを投与中〔[10.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】1)ボリコナゾール<ブイフェンド>〔[2.7参照]〕〔(1)フェニトインの血中濃度が上昇するおそれ(2)ボリコナゾールの代謝が促進され,血中濃度が低下するおそれ/(1)ボリコナゾールが肝代謝を抑制(2)フェニトイン,フェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導による〕2)タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合)<アドシルカ>,マシテンタン<オプスミット>,チカグレロル<ブリリンタ>,アルテメテル・ルメファントリン<リアメット配合錠>,ダルナビル・コビシスタット<プレジコビックス配合錠>,ドラビリン<ピフェルトロ>,リルピビリン<エジュラント>,イサブコナゾニウム<クレセンバ>,ニルマトレルビル・リトナビル<パキロビッド>〔[2.7参照]〕〔これらの薬剤の代謝が促進され,血中濃度が低下するおそれ/フェニトイン,フェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導による〕3)ルラシドン<ラツーダ>,エンシトレルビル<ゾコーバ>〔[2.7参照]〕〔これらの薬剤の代謝が促進され,血中濃度が低下するおそれ/フェニトインの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導による〕4)ミフェプリストン・ミソプロストール<メフィーゴ>〔[2.7参照]〕〔ミフェプリストンの血中濃度が低下し,効果が減弱するおそれ。本剤を中止してミフェプリストンを用いる場合は,本剤の影響がなくなるまで投与しない/フェニトイン,フェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導による〕5)リルピビリン・テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビン<オデフシィ配合錠>〔[2.7参照]〕〔リルピビリン及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下するおそれ/フェニトイン,フェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導及びP糖蛋白誘導による〕6)エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド<ゲンボイヤ配合錠>〔[2.7参照]〕〔エルビテグラビル,コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下するおそれ/フェニトイン,フェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導及びP糖蛋白誘導による〕7)ビクテグラビル・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド<ビクタルビ配合錠>〔[2.7参照]〕〔ビクテグラビル及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下するおそれ/フェニトイン,フェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導及びP糖蛋白誘導による〕8)ダルナビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド<シムツーザ配合錠>〔[2.7参照]〕〔ダルナビル,コビシスタット及びテノホビル アラフェナミドの血中濃度が低下するフェニトイン,フェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導及びP糖蛋白誘導による〕9)ソホスブビル・ベルパタスビル<エプクルーサ配合錠>〔[2.7参照]〕〔ソホスブビル及びベルパタスビルの血中濃度が低下するおそれ/フェニトイン,フェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導及びP糖蛋白誘導による〕10)ソホスブビル<ソバルディ>,レジパスビル・ソホスブビル<ハーボニー配合錠>〔[2.7参照]〕〔これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれ/フェニトインのP糖蛋白誘導による〕11)ドルテグラビル・リルピビリン<ジャルカ配合錠>〔[2.7参照]〕〔ドルテグラビル及びリルピビリンの血中濃度が低下するおそれ/フェニトイン,フェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用及びUGT1A1誘導作用による〕12)カボテグラビル<ボカブリア>〔[2.7参照]〕〔カボテグラビルの血中濃度が低下するおそれ/フェニトイン,フェノバルビタールのUGT1A1誘導作用による〕13)レナカパビル<シュンレンカ>〔[2.7参照]〕〔レナカパビルの血中濃度が低下するおそれ/フェニトイン,フェノバルビタールの肝薬物代謝酵素(CYP3A)誘導作用,P糖蛋白誘導作用及びUGT1A1誘導作用による〕

効能・効果

てんかんのけいれん発作(強直間代発作<全般けいれん発作,大発作>,焦点発作<ジャクソン型発作を含む>)。自律神経発作。精神運動発作。

用法・用量

1日1~4錠,分割経口投与。年齢・症状により適宜増減。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),紅皮症(剥脱性皮膚炎)〔発熱,紅斑,水疱・びらん,掻痒感,咽頭痛,眼充血,口内炎等の異常が認められた場合には投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.2】過敏症症候群〔初期症状として発疹,発熱がみられ,さらにリンパ節腫脹,肝機能障害等の臓器障害,白血球増加,好酸球増多,異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状が発現。なお,ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く,発疹,発熱,肝機能障害等の症状が,投与中止後も再燃あるいは遷延化することがあるので注意〕【11.1.3】SLE様症状〔発熱,紅斑,関節痛,肺炎,白血球減少,血小板減少,抗核抗体陽性等のSLE様症状が発現〕【11.1.4】依存性〔連用により薬物依存が発現。用量及び使用期間に注意し慎重に投与。また,連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により,不安,不眠,痙攣,悪心,幻覚,妄想,興奮,錯乱又は抑うつ状態等の離脱症状が発現。投与を中止する場合には,徐々に減量するなど慎重に行う。[9.1.8,9.1.9,9.8.2参照]〕【11.1.5】再生不良性貧血,汎血球減少,無顆粒球症,単球性白血病,血小板減少,溶血性貧血,赤芽球癆〔[8.3,9.1.5参照]〕【11.1.6】劇症肝炎,肝機能障害,黄疸〔劇症肝炎,著しいAST,ALT,γ-GTPの上昇等を伴う重篤な肝機能障害,黄疸が発現。[8.3,9.3.2参照]〕【11.1.7】間質性肺炎〔発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常,好酸球増多等を伴う間質性肺炎(肺臓炎)が発現。投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.8】呼吸抑制〔[9.1.1,9.1.2,9.8.1参照]〕【11.1.9】悪性リンパ腫,リンパ節腫脹【11.1.10】小脳萎縮〔長期投与例で発現。[8.5参照]〕【11.1.11】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇等が発現。また,横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意〕【11.1.12】急性腎障害,間質性腎炎〔[8.3,9.2.2参照]〕【11.1.13】悪性症候群〔発熱,意識障害,筋強剛,不随意運動,発汗,頻脈等が現れた場合には投与中止,体冷却,水分補給,呼吸管理等を行う。本症発症時には,白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く,また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある〕

投与期間制限

90日分を限度

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