基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時10分

禁忌

本剤(成分)にショックの既往歴〔[8.1,11.1.1参照]〕

効能・効果

<適応菌種>本剤感性の淋菌,髄膜炎菌,大腸菌,シトロバクター属,クレブシエラ属,エンテロバクター属,セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,インフルエンザ菌,緑膿菌。<適応症>敗血症,肺炎,肺膿瘍,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,前立腺炎(急性症,慢性症),尿道炎,子宮頸管炎,腹膜炎,腹腔内膿瘍,胆のう炎,胆管炎,バルトリン腺炎,子宮内感染,子宮付属器炎,子宮旁結合織炎,化膿性髄膜炎,角膜炎(角膜潰瘍を含む),中耳炎,副鼻腔炎。

用法・用量

成人1日1~2g,2回分割静注,点滴静注又は筋注。淋菌感染症・子宮頸管炎には1日1回1~2g,筋注又は静注。小児1日40~80mg/kg,2~4回分割静注又は点滴静注。以上,年齢・症状により適宜増減。難治性・重症感染症成人1日4gまで増量し2~4回分割投与。小児1日150mg/kgまで増量し3~4回分割投与。未熟児・新生児1回20mg/kgを生後3日までは1日2回,4日以降は1日2~3回静注又は点滴静注。静注は5mL以上の(局)注射用水,(局)生理食塩液又は(局)ブドウ糖注射液で溶解し1g当たり全量20mLにする。点滴静注は糖液,電解質液又はアミノ酸製剤等の補液で溶解。注射用水は低張になるため使用不可。筋注は(局)注射用水又は(局)生理食塩液で溶解し1g当たり3mLとする。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック〔不快感,口内異常感,喘鳴,眩暈,便意,耳鳴,発汗等が現れた場合には投与中止。[2.,8.1参照]〕【11.1.2】急性腎障害〔急性腎障害等の重篤な腎障害が発現。[8.2参照]〕【11.1.3】大腸炎〔偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎が発現。腹痛,頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与中止〕【11.1.4】中毒性表皮壊死融解症【11.1.5】溶血性貧血

投与期間制限

なし

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