基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時9分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】感染症のある関節腔内,滑液嚢内,腱鞘内又は腱周囲〔免疫機能抑制作用により,感染症が増悪するおそれ〕【2.3】動揺関節の関節腔内〔関節症状が増悪するおそれ〕【2.4】デスモプレシン酢酸塩水和物(男性における夜間多尿による夜間頻尿)を投与中〔[10.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】デスモプレシン酢酸塩水和物<ミニリンメルト>(男性における夜間多尿による夜間頻尿)〔[2.4参照]〕〔低ナトリウム血症が発現するおそれ/機序不明〕

効能・効果

用法・用量

〔静注・筋注〕1回2~8mg,3~6時間ごと。〔点滴静注〕1回2~10mg,1日1~2回。〔関節腔内注,軟組織内注,腱鞘内注,滑液のう内注〕1回1~5mg,原則として投与間隔2週以上。〔脊髄腔内注,胸腔内注〕1回1~5mg,週1~3回。〔卵管腔内注〕1回0.4~1mg。〔注腸〕1回0.4~6mg。〔結膜下注〕1回0.4~2mg,液量0.2~0.5mL。〔球後注〕1回0.8~4mg,液量0.5~1.0mL。〔点眼〕1回0.25~1mg/mL溶液1~2滴,1日3~8回。〔ネブライザー,鼻腔内注,副鼻腔内注,喉頭・気管注,中耳腔内注,耳管内注〕1回0.1~2mg,1日1~3回。〔鼻甲介内注,鼻茸内注〕1回1~5mg。〔食道注〕1回1~2mg。〔唾液腺管内注〕1回0.5~1mg。以上,年齢・症状により適宜増減。

用法・用量に関連する使用上の注意

眼科領域:原則として2週間以上の長期投与は避ける。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー(0.1%未満)〔呼吸困難,全身潮紅,血管浮腫,蕁麻疹等の症状が発現〕【11.1.2】誘発感染症,感染症の増悪〔B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎が発現。[8.1.3,8.2,9.1.1,9.1.2,9.1.10参照]〕【11.1.3】続発性副腎皮質機能不全,糖尿病〔[9.1.3参照]〕【11.1.4】消化管潰瘍,消化管穿孔〔[9.1.1参照]〕【11.1.5】膵炎【11.1.6】精神変調,うつ状態,痙攣〔[9.1.1参照]〕【11.1.7】骨粗鬆症,大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死,ミオパチー〔[9.1.4参照]〕【11.1.8】緑内障,後嚢白内障〔連用により眼圧亢進,緑内障,後嚢白内障を来すことがある。[8.3,9.1.1参照]〕【11.1.9】血栓症〔[9.1.1参照]〕【11.1.10】喘息発作の増悪〔薬物,食物,添加物等に過敏な喘息患者には特に注意が必要〕

投与期間制限

なし

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