カプトリル
CAPTORIL
剤型一覧
- カプトリル錠12.5mg
- カプトリル錠25mg
- カプトリル細粒5%
製造販売元
一般的名称
カプトプリル錠
英語：captopril
販売名 / 薬価
カプトリル錠12.5mg / 9.2円
規格単位(薬価が適用される単位)
12.5mg1錠
外部サイトへ移動します
禁忌
【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】血管浮腫の既往歴(アンジオテンシン変換酵素阻害剤等の薬剤による血管浮腫,遺伝性血管浮腫,後天性血管浮腫,特発性血管浮腫等)〔高度の呼吸困難を伴う血管浮腫を発現するおそれ〕【2.3】デキストラン硫酸固定化セルロース,トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスを施行中〔[10.1参照]〕【2.4】アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69)を用いた血液透析施行中〔[10.1参照]〕【2.5】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕【2.6】アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病(ただし,他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の者を除く)〔[10.1参照]〕
併用禁忌
【10.1】1)デキストラン硫酸固定化セルロース,トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスの施行<リポソーバー,イムソーバTR,セルソーバ>〔[2.3参照]〕〔ショックを起こすおそれ/陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース,トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートによりブラジキニンの産生が刺激される。さらに本剤が,ブラジキニンの代謝を抑制するため,ブラジキニンの血中濃度が上昇し,ショックを誘発すると考えられている〕2)アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69)を用いた透析〔[2.4参照]〕〔アナフィラキシーを発現するおそれ/陰性に荷電したAN69によりブラジキニンの産生が刺激される。さらに本剤が,ブラジキニンの代謝を抑制するため,ブラジキニンの血中濃度が上昇し,アナフィラキシーを誘発〕3)アリスキレンフマル酸塩<ラジレス>(糖尿病患者に使用する場合。ただし,他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の者を除く)〔[2.6,11.1.4参照]〕〔非致死性脳卒中,腎機能障害,高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告/レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強〕
効能・効果
本態性高血圧症,腎性高血圧症,腎血管性高血圧症,悪性高血圧。
用法・用量
1日37.5～75mg,3回分割経口投与。年齢・症状により適宜増減。重症例の1日最大量150mg。
重大な副作用・国内１
【11.1.1】血管浮腫〔呼吸困難を伴う顔面,舌,声門,喉頭の腫脹を症状とする血管浮腫が発現。気管の閉塞を起こしやすくなるので直ちに投与中止。アドレナリンの皮下注射,気道確保を行う。また,腹痛を伴う腸管の血管浮腫が発現〕【11.1.2】汎血球減少,無顆粒球症〔[9.1.3-9.1.5,9.2.2参照]〕【11.1.3】急性腎障害,ネフローゼ症候群【11.1.4】高カリウム血症〔[9.1.2,10.1,10.2参照]〕【11.1.5】天疱瘡様症状【11.1.6】狭心症,心筋梗塞,うっ血性心不全,心停止【11.1.7】アナフィラキシー【11.1.8】皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),剥脱性皮膚炎【11.1.9】錯乱【11.1.10】膵炎
投与期間制限
なし
医師の処方実感を読む（86）