基本情報
最終更新日時:2023年7月11日10時23分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴〔[9.1.1参照]〕【2.2】バルプロ酸ナトリウムを投与中〔[10.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】バルプロ酸ナトリウム<デパケン,バレリン等>〔[2.2参照]〕〔バルプロ酸の血中濃度が低下し,てんかんの発作が再発するおそれ/発現機序は不明〕

効能・効果

<適応菌種>テビペネム感性の黄色ブドウ球菌,レンサ球菌属,肺炎球菌,モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス,インフルエンザ菌。<適応症>肺炎,中耳炎,副鼻腔炎。

用法・用量

小児1回4mg(細粒:0.04g)/kg,1日2回食後経口投与。必要により1回6mg(細粒:0.06g)/kgまで増量可。

用法・用量に関連する使用上の注意

投与期間の目安は7日間以内。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】低カルニチン血症に伴う低血糖〔本剤を含むピボキシル基を有する抗生物質(テビペネムピボキシル,セフジトレンピボキシル,セフカペンピボキシル塩酸塩水和物,セフテラムピボキシル)の投与により,ピバリン酸(ピボキシル基を有する抗生物質の代謝物)の代謝・排泄に伴う血清カルニチン低下が報告。小児(特に乳幼児)に対してピボキシル基を有する抗生物質を投与した症例で低カルニチン血症に伴う低血糖が発現。痙攣,意識障害等の低血糖症状が認められた場合には投与中止。[9.5,9.7.3参照]〕【11.1.2】ショック,アナフィラキシー〔不快感,口内異常感,喘鳴,眩暈,便意,耳鳴,発汗等が現れた場合には投与中止。[8.参照]〕【11.1.3】痙攣,意識障害〔痙攣,意識障害等の中枢神経症状が現れることが報告。[9.1.4,9.1.5,9.2.1,9.2.2参照]〕【11.1.4】偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎〔腹痛,頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与中止〕【11.1.5】急性腎障害〔急性腎障害等の重篤な腎障害が現れることが報告〕【11.1.6】重篤な肝障害〔劇症肝炎等の重篤な肝障害,黄疸が発現〕

投与期間制限

なし

当該基本情報については、各種提供元のデータを基にメドピアが編集したものを掲載しています。 情報は毎月更新しておりますが、ご覧いただいた時点での最新情報ではない可能性があります。 最新の情報は、各製薬会社のホームページ、医薬品医療機器総合機構ホームページ(PMDA)、厚生労働省のホームページでご確認いただきますようお願いいたします。 もし掲載されている各種情報に誤りやご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。