基本情報
最終更新日時:2024年9月4日13時42分

禁忌

本剤(成分)に過敏症の既往歴〔[9.1.1参照]〕

効能・効果

<適応菌種>セフカペン感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,淋菌,モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス,大腸菌,シトロバクター属,クレブシエラ属,エンテロバクター属,セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,インフルエンザ菌,ペプトストレプトコッカス属,バクテロイデス属,プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く),アクネ菌。<適応症>表在性皮膚感染症,深在性皮膚感染症,リンパ管・リンパ節炎,慢性膿皮症,外傷・熱傷・手術創等の二次感染,乳腺炎,肛門周囲膿瘍,咽頭・喉頭炎,扁桃炎(扁桃周囲炎,扁桃周囲膿瘍を含む),急性気管支炎,肺炎,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,尿道炎,子宮頸管炎,胆のう炎,胆管炎,バルトリン腺炎,子宮内感染,子宮付属器炎,涙のう炎,麦粒腫,瞼板腺炎,外耳炎,中耳炎,副鼻腔炎,歯周組織炎,歯冠周囲炎,顎炎。

用法・用量

1回100mg,1日3回食後経口投与。年齢・症状に応じ適宜増減。難治性又は効果不十分な症例には1回150mg,1日3回食後経口投与。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔不快感,口内異常感,喘鳴,眩暈,便意,耳鳴,発汗,呼吸困難,血圧低下等が現れた場合には投与中止。[8.2参照]〕【11.1.2】急性腎障害〔急性腎障害等の重篤な腎障害が発現。[8.3参照]〕【11.1.3】無顆粒球症,血小板減少,溶血性貧血〔[8.4参照]〕【11.1.4】偽膜性大腸炎,出血性大腸炎〔偽膜性大腸炎,出血性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎が発現。腹痛,頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与中止〕【11.1.5】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),紅皮症(剥脱性皮膚炎)【11.1.6】間質性肺炎,好酸球性肺炎〔発熱,咳嗽,呼吸困難等の症状が現れた場合には投与中止。速やかに胸部X線検査,血液検査等を実施。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.7】劇症肝炎,肝機能障害,黄疸〔劇症肝炎等の重篤な肝炎,AST,ALT,ALP等の上昇を伴う肝機能障害,黄疸が発現。[8.5参照]〕【11.1.8】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が発現。直ちに投与中止〕

投与期間制限

なし

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