イナビル
INAVIR

剤型一覧

製造販売元

第一三共

一般的名称

ラニナミビルオクタン酸エステル水和物吸入剤
英語:laninamivir octanoate hydrate

販売名 / 薬価

イナビル吸入粉末剤20mg  / 2,179.5円

規格単位(薬価が適用される単位)

20mg1キット

基本情報
最終更新日時:2024年11月7日17時0分

警告

【1.1】本剤の使用にあたっては,本剤の必要性を慎重に検討する〔[5.1-5.4参照]〕【1.2】インフルエンザウイルス感染症の予防の基本はワクチンによる予防であり,本剤の予防使用はワクチンによる予防に置き換わるものではない

禁忌

本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

A型又はB型インフルエンザウイルス感染症の治療及びその予防。

効能・効果に関連する使用上の注意

予防:原則としてインフルエンザウイルス感染症を発症している患者の同居家族又は共同生活者である次の者を対象/高齢者(65歳以上),慢性呼吸器疾患・慢性心疾患患者,代謝性疾患患者(糖尿病等),腎機能障害患者。

用法・用量

〔治療〕成人40mg,単回吸入。小児10歳未満は20mg,10歳以上は40mg,単回吸入。〔予防〕成人40mg,単回吸入(1日1回20mg,2日間吸入も可)。小児10歳未満は20mg,単回吸入。10歳以上の小児は40mg,単回吸入(1日1回20mg,2日間吸入も可)。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔失神,呼吸困難,蕁麻疹,血圧低下,顔面蒼白,冷汗等が発現。本剤投与後に失神やショック症状が現れた場合には,患者に仰臥位をとらせ安静を保つとともに,補液を行う。[8.3参照]〕【11.1.2】気管支攣縮,呼吸困難〔[9.1.2参照]〕【11.1.3】異常行動〔因果関係は不明であるものの,インフルエンザ罹患時には,転落等に至るおそれのある異常行動(急に走り出す,徘徊する等)が現れることがある。[8.1参照]〕【11.1.4】皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),多形紅斑

投与期間制限

なし

当該基本情報については、各種提供元のデータを基にメドピアが編集したものを掲載しています。 情報は毎月更新しておりますが、ご覧いただいた時点での最新情報ではない可能性があります。 最新の情報は、各製薬会社のホームページ、医薬品医療機器総合機構ホームページ(PMDA)、厚生労働省のホームページでご確認いただきますようお願いいたします。 もし掲載されている各種情報に誤りやご質問などがございましたらこちらのフォームよりお問い合わせください。