エロツズマブ(遺伝子組換え)注射用
英語:elotuzumab(genetical recombination)
エムプリシティ点滴静注用400mg / 212,305.0円
400mg1瓶
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本剤は,緊急時に十分対応できる医療施設において,造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経験を持つ医師のもとで,本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与する。また,治療開始に先立ち,患者またはその家族に有効性及び危険性を十分に説明し,同意を得てから投与を開始する
【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕
再発又は難治性の多発性骨髄腫。
〔レナリドミド及びデキサメタゾン併用〕1回10mg/kg,点滴静注。28日間を1サイクルとし,最初の2サイクルは1週間間隔で4回(1,8,15,22日目),3サイクル以降は2週間間隔で2回(1,15日目),点滴静注。〔ポマリドミド及びデキサメタゾン併用〕28日間を1サイクルとし,最初の2サイクルは1回10mg/kgを1週間間隔で4回(1,8,15,22日目),3サイクル以降は1回20mg/kgを4週間間隔(1日目)で点滴静注。
【1】本剤投与時に現れることがあるinfusion reactionを軽減させるため,投与前に抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン等),H2受容体拮抗剤(ラニチジン等),解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン等)を投与。また,本剤と併用するデキサメタゾンは経口投与(28mgを本剤投与3~24時間前に投与)と静注(デキサメタゾンリン酸エステル8mgを本剤投与45分前までに投与完了)に分割。【2】投与速度は0.5mL/分で開始し,忍容性が良好な場合は状態をみながら段階的に上げることができる。ただし5mL/分まで。
【11.1.1】Infusion reaction(42.9%)〔発熱,悪寒,高血圧等のinfusion reactionが発現。異常が認められた場合には投与中止。[7.3,7.5,7.6,8.1参照]〕【11.1.2】感染症〔肺炎(7.9%)等の重篤な感染症が発現〕【11.1.3】リンパ球減少(9.8%)〔[8.2参照]〕【11.1.4】間質性肺疾患(0.8%)
なし