ニンラーロ
Ninlaro

剤型一覧

製造販売元

武田薬品工業

一般的名称

イキサゾミブクエン酸エステルカプセル
英語:ixazomib citrate

販売名 / 薬価

ニンラーロカプセル2.3mg  / 98,306.4円

規格単位(薬価が適用される単位)

2.3mg1カプセル

基本情報
最終更新日時:2024年12月10日11時38分

警告

本剤は,緊急時に十分対応できる医療施設において,造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識と経験を持つ医師のもとで,本剤が適切と判断される症例についてのみ投与する。また,治療開始に先立ち,患者またはその家族に有効性及び危険性を十分説明し,同意を得てから投与する

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕

効能・効果

再発又は難治性の多発性骨髄腫。多発性骨髄腫における維持療法。

用法・用量

〔再発又は難治性の多発性骨髄腫〕レナリドミド及びデキサメタゾンとの併用で1日1回4mg,空腹時経口投与。週1回,3週間(1,8,15日目)投与後,13日間休薬(16~28日目)。この4週間を1サイクルとし繰り返す。〔多発性骨髄腫における維持療法〕4サイクルまでは1日1回3mg,5サイクル以降は1日1回4mg,空腹時経口投与。週1回,3週間(1,8,15日目)投与後,13日間休薬(16~28日目)。この4週間を1サイクルとし繰り返す。以上,いずれも状態により適宜減量。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】血小板減少症(13.6%)〔[7.6,7.9,8.参照]〕【11.1.2】重度の下痢(2.7%)【11.1.3】皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)【11.1.4】末梢神経障害〔末梢性感覚ニューロパチー(11.1%),末梢性ニューロパチー(5.3%),多発ニューロパチー(2%),末梢性感覚運動ニューロパチー(1%未満)等が発現。[7.6,7.9参照]〕【11.1.5】可逆性後白質脳症症候群〔可逆性後白質脳症症候群(症状:痙攣発作,血圧上昇,頭痛,意識変容,視覚障害等)が発現〕【11.1.6】感染症(21.2%)〔帯状疱疹(4.1%),肺炎(3%)等が発現〕

投与期間制限

なし

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