ノベルジン
Nobelzin

剤型一覧

製造販売元

ノーベルファーマ

一般的名称

酢酸亜鉛水和物錠
英語:zinc acetate dihydrate

販売名 / 薬価

ノベルジン錠25mg  / 230.4円

規格単位(薬価が適用される単位)

25mg1錠

基本情報
最終更新日時:2023年6月5日11時50分

禁忌

本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

ウイルソン病(肝レンズ核変性症)。低亜鉛血症。

用法・用量

ウイルソン病成人1回50mg,1日3回経口投与。年齢・症状により適宜増減。1日最大250mg(1回50mg,1日5回)。6歳以上の小児1回25mg,1日3回経口投与。1~6歳未満の小児1回25mg,1日2回経口投与。以上,食前1時間以上又は食後2時間以上あけて投与。低亜鉛血症成人・体重30kg以上の小児は開始量1回25~50mg,1日2回経口投与。体重30kg未満の小児は開始量1回0.5~0.75mg/kg,1日2回経口投与。状態により開始量1回25mg,1日1回経口投与も可。血清亜鉛濃度や状態により適宜増減。1日最大量は成人・体重30kg以上の小児150mg(1回50mg,1日3回),体重10~30kg未満の小児75mg(1回25mg,1日3回),体重10kg未満の小児25mg(1回12.5mgを1日2回,又は1回25mgを1日1回)。いずれも食後投与。

用法・用量に関連する使用上の注意

ウイルソン病:【1】症候性のウイルソン病患者で初期治療として使用する場合,トリエンチン塩酸塩等のキレート剤と併用。【2】妊婦は1ヶ月ごとに尿中銅排泄量検査を行い,1回25mgに減量するなど尿中銅排泄量に応じ用量調節。【3】開始初期は少なくとも1ヶ月ごとに尿中銅排泄量検査を行い,尿中銅排泄量に応じ用量調節。低亜鉛血症:投与開始時・用量変更時は血清亜鉛濃度の確認を行う。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】銅欠乏症〔本剤は亜鉛を含有するため,亜鉛により銅の吸収が阻害され銅欠乏症が発現。栄養状態不良の患者で銅欠乏に伴う汎血球減少,貧血や神経障害を起こすことがある。[7.3,7.4,8.3,9.5.2参照]〕【11.1.2】胃潰瘍〔出血を伴う胃潰瘍が発現〕

投与期間制限

なし

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