基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時10分

禁忌

本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

血液透析下の二次性副甲状腺機能亢進症。

用法・用量

開始量1回5mg,週3回,透析終了時の返血時に透析回路静脈側に注入。以後,副甲状腺ホルモン(PTH)・血清カルシウム濃度の十分な観察のもと,1回2.5~15mgの範囲で適宜用量調整し,週3回,透析終了時の返血時に投与。

用法・用量に関連する使用上の注意

【1】血清カルシウム濃度が低値でないこと(目安として8.4mg/dL以上)を確認して開始。【2】血清カルシウム濃度は開始時及び用量調整時は週1回,維持期には2週に1回以上測定。PTHの測定は開始時及び用量調整時(目安として投与開始から3ヶ月程度)は月2回とし,PTHがほぼ安定したことを確認した後は月1回とすることが望ましい。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】低カルシウム血症(1%),血中カルシウム減少(14.7%)〔低カルシウム血症,血中カルシウム減少に基づくと考えられる症状(心不全の増悪,QT延長,しびれ,筋痙攣,気分不良,不整脈,血圧低下及び痙攣等)が現れた場合には,血清カルシウム濃度を確認し,カルシウム剤やビタミンD製剤の投与を考慮。[7.2,8.1,9.1.1,11.1.3参照]〕【11.1.2】心不全の増悪【11.1.3】QT延長〔[7.2,8.1,9.1.1,11.1.1参照]〕

投与期間制限

なし

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