タミフル
TAMIFLU

剤型一覧

製造販売元

中外製薬

一般的名称

オセルタミビルリン酸塩シロップ用
英語:oseltamivir phosphate

販売名 / 薬価

タミフルドライシロップ3%  / 132.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

3%1g

基本情報
最終更新日時:2024年11月7日16時52分

警告

【1.1】本剤の使用にあたっては,本剤の必要性を慎重に検討する〔[5.1-5.4参照]〕【1.2】インフルエンザウイルス感染症の予防の基本はワクチンによる予防であり,本剤の予防使用はワクチンによる予防に置き換わるものではない

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴

効能・効果

A型又はB型インフルエンザウイルス感染症及びその予防。

効能・効果に関連する使用上の注意

予防:原則としてインフルエンザウイルス感染症を発症している患者の同居家族又は共同生活者である次の者を対象/高齢者(65歳以上),慢性呼吸器疾患・慢性心疾患患者,代謝性疾患患者(糖尿病等),腎機能障害患者。

用法・用量

〔治療〕成人1回75mg,1日2回,5日間経口投与。小児幼小児1回2mg(DS:66.7mg)/kg,新生児・乳児1回3mg(同100mg)/kg,1日2回,5日間経口投与。〔予防〕成人1日1回75mg,7~10日間経口投与。小児幼小児1日1回2mg/kg,10日間経口投与。以上,小児の1回最高量75mg。用時懸濁。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔蕁麻疹,顔面・喉頭浮腫,呼吸困難,血圧低下等が現れた場合には投与中止〕【11.1.2】肺炎〔異常が認められた場合にはX線等の検査により原因(薬剤性,感染性等)を鑑別〕【11.1.3】劇症肝炎,肝機能障害,黄疸〔重篤な肝炎,AST,ALT,γ-GTP,ALPの著しい上昇等を伴う肝機能障害,黄疸が発現〕【11.1.4】皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)【11.1.5】急性腎障害【11.1.6】白血球減少,血小板減少【11.1.7】精神・神経症状,異常行動〔精神・神経症状(意識障害,せん妄,幻覚,妄想,痙攣等)が発現。因果関係は不明であるものの,インフルエンザ罹患時には,転落等に至るおそれのある異常行動(急に走り出す,徘徊する等)が発現。[8.1参照]〕【11.1.8】出血性大腸炎,虚血性大腸炎〔血便,血性下痢等の異常が認められた場合には投与中止。[8.3参照]〕

投与期間制限

なし

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