ハラヴェン
Halaven

剤型一覧

  • ハラヴェン静注1mg

製造販売元

エーザイ

一般的名称

エリブリンメシル酸塩注射液
英語:eribulin masilate

販売名 / 薬価

ハラヴェン静注1mg  / 66,857.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

1mg2mL1瓶

基本情報
最終更新日時:2023年4月6日12時49分

警告

【1.1】本剤を含むがん化学療法は,緊急時に十分な対応ができる医療施設において,がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで,本療法が適切と判断される症例についてのみ実施する。また,本剤による治療開始に先立ち,患者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明し,同意を得てから投与する【1.2】骨髄抑制が現れることがあるので,頻回に血液検査を行うなど,患者の状態を十分に観察する。また,「2.禁忌」,「8.重要な基本的注意」及び「9.特定の背景を有する患者に関する注意」の項を参照し,適応患者の選択を慎重に行う〔[2.1,8.1,9.1.1,9.2,9.3,9.8,11.1.1参照]〕

禁忌

【2.1】高度な骨髄抑制〔骨髄抑制を悪化させるおそれ。[1.2参照]〕【2.2】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.3】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕

効能・効果

手術不能又は再発乳癌,悪性軟部腫瘍。

効能・効果に関連する使用上の注意

乳癌:アントラサイクリン系抗悪性腫瘍剤及びタキサン系抗悪性腫瘍剤を含む化学療法後の増悪もしくは再発例を対象。

用法・用量

1日1回1.4mg/m2,2~5分かけて静注。週1回投与を2週連続し,3週目は休薬。これを1サイクルとして繰り返す。状態により適宜減量。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】骨髄抑制〔白血球減少(99.2%),好中球減少(98.5%),リンパ球減少(63.6%),貧血(23.5%),ヘモグロビン減少(21.2%),発熱性好中球減少(12.1%),血小板減少(9.1%),赤血球減少(3.8%),汎血球減少等が発現。減量や休薬等。必要に応じて,G-CSF製剤や抗生剤を投与。Grade3以上の白血球及び好中球減少の最低値は,ともに投与開始14日後(中央値)に現れ,最低値発現日からともに7日後(中央値)に回復。[1.2,8.1,9.1.1参照]〕【11.1.2】感染症〔敗血症,肺炎等が発現〕【11.1.3】末梢神経障害(末梢性ニューロパチー)(28%)〔しびれ等の症状が認められた場合には減量や休薬等〕【11.1.4】肝機能障害(8.3%)〔[8.3参照]〕【11.1.5】間質性肺炎(1.5%)〔[8.4参照]〕【11.1.6】皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),多形紅斑

投与期間制限

なし

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