メファキン
MEPHAQUIN

剤型一覧

  • メファキン「ヒサミツ」錠275

製造販売元

久光製薬

一般的名称

メフロキン塩酸塩錠
英語:mefloquine hydrochloride

販売名 / 薬価

メファキン「ヒサミツ」錠275  / 766.2円

規格単位(薬価が適用される単位)

275mg1錠

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時11分

警告

本剤を予防に用いる場合には,現地のマラリア汚染状況も踏まえて,本剤の必要性を慎重に検討する〔[5.1,8.1参照]〕

禁忌

【2.1】本剤(成分)・キニーネ等の類似化合物に過敏症の既往歴【2.2】低出生体重児,新生児,乳児〔[9.7参照]〕【2.3】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕【2.4】てんかん又はその既往歴〔痙攣を起こすおそれ〕【2.5】精神病又はその既往歴〔精神症状を悪化するおそれ〕【2.6】キニーネ投与中〔[10.1参照]〕【2.7】ハロファントリン(国内未承認)投与中〔[10.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】1)キニーネ及び類似化合物<キニジン,クロロキン(国内未承認)等>〔[2.6参照]〕〔急性脳症候群,暗赤色尿,呼吸困難,貧血,溶血(少なくともキニーネ投与後12時間は,本剤を初回投与しない。また,心毒性の発現が高まるために本剤投与後2週間は,キニーネの投与を慎重に行う)/併用投与により心臓に対して累積的に毒性を与える可能性がある〕2)ハロファントリン(国内未承認)〔[2.7参照]〕〔致死的なQTc間隔の延長が現れるおそれ。本剤は消失半減期が長いことより投与後においてもハロファントリンの投与は避け,他の薬剤を使用する。ただし,ハロファントリンの投与の必要がある場合は,本剤の血中濃度を考慮し,十分な間隔をあけて慎重に投与する/QTc間隔延長作用の増大〕

効能・効果

マラリア。

用法・用量

治療成人には体重に応じ,825~1,100mg(3~4錠),2回分割経口投与。30~45kg未満は初回550mg(2錠),6~8時間後に275mg(1錠),45kg以上は初回550mg(2錠),6~8時間後に550mg(2錠),経口投与。感染地(メフロキン耐性のマラリア流行地域)及び症状により,成人には体重に応じ1,100~1,650mg(4~6錠),2~3回分割経口投与。30~45kg未満は初回825mg(3錠),6~8時間後に275mg(1錠),45~60kg未満は初回825mg(3錠),6~8時間後に550mg(2錠),60kg以上は初回825mg(3錠),6~8時間後に550mg(2錠),さらに6~8時間後に275mg(1錠),経口投与。予防成人には体重に応じ,206.25~275mg(3/4~1錠)を,マラリア流行地域到着1週間前より開始,1週間間隔(同じ曜日)で経口投与(30~45kg未満は206.25mg,45kg以上は275mg)。流行地域を離れた後4週間は経口投与。流行地域での滞在が短い場合であっても,同様に4週間経口投与。

用法・用量に関連する使用上の注意

予防:投与期間は原則として12週間。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(0.1%未満)〔[8.4参照]〕【11.1.2】中毒性表皮壊死症〔[8.4参照]〕【11.1.3】痙攣【11.1.4】錯乱〔[8.4参照]〕【11.1.5】幻覚(0.1%未満)【11.1.6】妄想【11.1.7】肺炎【11.1.8】肝炎【11.1.9】呼吸困難(0.1%未満)【11.1.10】循環不全【11.1.11】心ブロック【11.1.12】脳症【11.1.13】呼吸抑制【11.1.14】ショック【11.1.15】ミオパシー【11.1.16】視野欠損【11.1.17】網膜障害〔[15.2.1参照]〕

投与期間制限

なし

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