基本情報
最終更新日時:2024年5月8日12時9分

禁忌

【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】次の薬剤を使用中:ジスルフィラム,シアナミド,デスモプレシン酢酸塩水和物(男性における夜間多尿による夜間頻尿),リルピビリン,リルピビリン塩酸塩・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩・エムトリシタビン,リルピビリン塩酸塩・ドルテグラビルナトリウム〔[10.1参照]〕

併用禁忌

【10.1】1)ジスルフィラム<ノックビン>,シアナミド<シアナマイド>〔[2.2参照]〕〔急性ジスルフィラム・シアナミド-アルコール反応(顔面潮紅,血圧低下,胸部圧迫感,心悸亢進,頻脈,悪心,嘔吐,頭痛,失神,眩暈,痙攣,呼吸困難,視力低下等)が発現するおそれ/本剤はエタノールを含有しているため,ジスルフィラム・シアナミド-アルコール反応を起こす〕2)デスモプレシン酢酸塩水和物(男性における夜間多尿による夜間頻尿)<ミニリンメルト>〔[2.2参照]〕〔低ナトリウム血症が発現するおそれ/機序不明〕3)リルピビリン<エジュラント,リカムビス>,リルピビリン塩酸塩・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩・エムトリシタビン<オデフシィ>,リルピビリン塩酸塩・ドルテグラビルナトリウム<ジャルカ>〔[2.2参照]〕〔これらの薬剤の血中濃度を低下させ,作用を減弱させるおそれ/本剤のCYP3A4誘導作用により,これらの薬剤の代謝が促進される可能性〕

効能・効果

効能・効果に関連する使用上の注意

下垂体抑制試験:実施に先立ち褐色細胞腫又はパラガングリオーマの合併の有無を確認。合併がある場合,治療を優先する。

用法・用量

成人1日0.5~8mg(5~80mL),小児1日0.15~4mg(1.5~40mL),1~4回分割経口投与。年齢・症状により適宜増減。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】誘発感染症,感染症の増悪〔B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎が発現。[8.2,8.3,9.1.1,9.1.2,9.1.9参照]〕【11.1.2】続発性副腎皮質機能不全,糖尿病〔[9.1.3参照]〕【11.1.3】消化性潰瘍,消化管穿孔,膵炎〔[9.1.1参照]〕【11.1.4】精神変調,うつ状態,痙攣〔[9.1.1参照]〕【11.1.5】骨粗鬆症,大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死,ミオパシー,脊椎圧迫骨折,長骨の病的骨折〔[9.1.4参照]〕【11.1.6】緑内障,後嚢白内障〔[8.4,9.1.1参照]〕【11.1.7】血栓塞栓症〔[9.1.1参照]〕【11.1.8】腫瘍崩壊症候群〔リンパ系腫瘍を有する患者に投与した場合,腫瘍崩壊症候群が発現。適切な処置(生理食塩液,高尿酸血症治療剤等の投与,透析等)を行う。[8.6参照]〕

投与期間制限

なし

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