トレアキシン
TREAKISYM

剤型一覧

製造販売元

シンバイオ製薬

一般的名称

ベンダムスチン塩酸塩注射用
英語:bendamustine hydrochloride

販売名 / 薬価

トレアキシン点滴静注用25mg  / 22,222.0円

規格単位(薬価が適用される単位)

25mg1瓶

基本情報
最終更新日時:2024年4月5日18時10分

警告

【1.1】本剤は,緊急時に十分対応できる医療施設において,造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経験を持つ医師のもとで,本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与する。また,本剤による治療開始に先立ち,患者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明し,同意を得てから投与を開始する【1.2】骨髄抑制により感染症等の重篤な副作用が現れることがあるので,頻回に血液検査を行うなど,患者の状態を十分に観察する〔[8.1,9.1.1,11.1.1参照]〕

禁忌

【2.1】本剤(成分)に重篤な過敏症の既往歴【2.2】妊婦・妊娠の可能性〔[9.5参照]〕

効能・効果

低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫・マントル細胞リンパ腫。再発又は難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫。慢性リンパ性白血病。腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置。

用法・用量

〔低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫〕抗CD20抗体併用1日1回90mg/m2,1時間かけて点滴静注。2日間連日投与し,26日間休薬。単独投与(再発・難治性に限る)1日1回120mg/m2,1時間かけて点滴静注。2日間連日投与し,19日間休薬。以上,各々1サイクルとして繰り返す。状態により適宜減量。〔マントル細胞リンパ腫〕未治療リツキシマブ(遺伝子組換え)との併用で1日1回90mg/m2,1時間かけて点滴静注。2日間連日投与し,26日間休薬。再発・難治性1日1回120mg/m2,1時間かけて点滴静注。2日間連日投与し,19日間休薬。以上,各々1サイクルとして繰り返す。状態により適宜減量。〔びまん性大細胞型B細胞リンパ腫〕リツキシマブ(遺伝子組換え)併用1日1回120mg/m2,1時間かけて点滴静注。2日間連日投与し,19日間休薬。リツキシマブ(遺伝子組換え)及びポラツズマブ ベドチン(遺伝子組換え)併用1日1回90mg/m2,1時間かけて点滴静注。2日間連日投与し,19日間休薬。以上,各々1サイクルとして最大6サイクル繰り返す。状態により適宜減量。〔慢性リンパ性白血病〕1日1回100mg/m2,1時間かけて点滴静注。2日間連日投与し,26日間休薬。各々1サイクルとして繰り返す。状態により適宜減量。〔腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置〕再生医療等製品の用法・用量又は使用方法に基づき使用。

重大な副作用・国内1

【11.1.1】骨髄抑制〔白血球減少(68.9%),血小板減少(37.4%),好中球減少(34.1%),リンパ球減少(30.6%),ヘモグロビン減少(25.7%),顆粒球減少(24%),CD4リンパ球減少(23.7%),赤血球減少(9.6%)等の骨髄抑制が発現。[1.2,7.1,8.1,8.2,9.1.1参照]〕【11.1.2】感染症〔肺炎(2%),敗血症(0.7%)等の重度の感染症が発現。また,B型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎が発現。[8.2,9.1.2,9.1.4参照]〕【11.1.3】間質性肺疾患〔発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線検査異常等が認められた場合には投与中止〕【11.1.4】腫瘍崩壊症候群(0.8%)〔急性腎障害に至るおそれがある。体内水分量を適切に維持し,血液生化学検査(特に尿酸及びカリウム)を行う〕【11.1.5】重篤な皮膚症状(中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群))〔発熱,口腔粘膜の発疹,口内炎等の症状が現れた場合には投与中止〕【11.1.6】ショック,アナフィラキシー

投与期間制限

なし

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